全部知ってたらかなり「肉通」!鶏肉の部位全17種、おいしさと食感
鶏 2017.12.03
いつもスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。
スイーツ&カフェ ウフウフガーデン 店長の高橋です。
いつもたまごを使ったレシピなどをご紹介していますが、
本日はそのたまごを産む鶏にスポットライトを当ててみたいと思います。
皆さんは鶏肉を食べたことがありますよね(^-^)
ひとえに鶏肉といっても普段よく目にするのは「もも肉」や「むね肉」それと「鶏皮」ぐらいではないでしょうか。こちらはよくスーパーなどで売っていますよね(^-^)
でも鶏肉にはなんと食べられる部位が17種類も存在するのです!
そこで今回は皆さまに鶏肉の食べられる部位をすべて紹介したいと思います。
まずはお肉の部分(8種類)
こうしてみると分かりやすいですね!
ではひとつずつ紹介していきます。
①セセリ
首の肉。よく動かす部位の為、身が引き締まっており、歯ごたえがあって旨味も強い。
一羽からわずかしか取れない希少部位。
焼き肉屋さんでたまに見かけますね(^-^)
さっぱり○○○●○こってり
②むね肉
胸の部分の肉。脂が少ない白身で、高タンパク質で低カロリー。臭みもなく様々な料理に使いやすい。
スーパーなどでよくみられる部位。
ちなみに僕が一番好きな部位です!(笑)
さっぱり●○○○○こってり
③ササミ
胸肉の部分で肋骨に沿ってついている部分。脂が少なく、風味は淡泊。火を通し過ぎるとバサバサになってしまう。
こちらもスーパーではよく見かける種類。ダイエット中の方におすすめ。
さっぱり●○○○○こってり
④手羽元
羽の根元の部分。コクのある味わいが特徴で、から揚げの他煮込み料理に使ってもダシが良く出るので旨味が増す。
さっぱり○○●○○こってり
⑤手羽中
手羽先の先端部分を取り除いた部分。運動する部位なので肉質は引き締まっており、旨味も強い。開いて串焼きにすることも。
さっぱり○○●○○こってり
⑥手羽先
羽の先端の尖った部分。ゼラチン質と脂肪が多く、肉は少ない。唐揚げや煮込みに使われるほか、ダシとしても使われる。
唐揚げにしたものを甘辛ダレで煮込んだ手羽先は僕の母の得意料理です!(笑)
さっぱり○○○●○こってり
⑦もも肉
足の付け根の部分。脂肪の多い赤身肉で、コクがあって歯ごたえも良い。焼いても煮ても美味しく食べられる。
鶏肉で最もポピュラーな部位。消費量は最も多い。
さっぱり○○○●○こってり
⑧鶏皮
鶏の皮膚。コラーゲン豊富だが脂肪分も多く、よく焼くとパリッとした食感になる。中でも首の皮が一番美味しいとされる。
焼き鳥屋さんではよく見かける部位。
さっぱり○○○●○こってり
次は内臓部分
①サエズリ
食堂・気道。軟骨とはちょっと違うコリコリとした弾力のある独特の食感が特徴の希少部位。主に焼き鳥の具材として使用される。
あまり聞いた事のない部位ですね。お店でもあまりお目にかかれません。
柔らかい○○○●○硬い
②ハツ
心臓。筋肉が発達しているため、プリプリとした弾力のある独特の食感が特徴。焼き鳥のほか、煮物や炒め物によく合う。
焼き鳥屋さんではよく見かけますね!
柔らかい○○●○○硬い
③ヤゲン
鶏の胸骨の先にある細長い軟骨。コリコリとした食感が楽しめる。焼き鳥のメニューのなるほか唐揚げなどにも使われる。
ヤゲン軟骨入り〇○など聞いたことがある人も多いのでは(^-^)
柔らかい○○○○●硬い
④レバー
肝臓。牛や豚のレバー同様、ビタミン類や鉄分が豊富で栄養価が高いが、癖がなく食べやすい。焼いても煮ても美味しい。
好き嫌いが大きく分かれる部位でもある。
柔らかい○●○○○硬い
⑤砂肝
筋胃食べ物を砂粒ですり潰す歯のない鳥類特有の器官。味に癖がなく独特のコリコリした食感が特徴。
こちらも焼き鳥屋さんではおなじみの部位。
柔らかい○○●○○硬い
⑥ゲンコツ
ヒザ関節の軟骨形状は丸く、コリコリとした食感が特徴。唐揚げで出されることがほとんどだが、焼いても美味しい。
僕も小さい頃はよく母親からゲンコツが飛んできました! あ、違いますね^_^;
柔らかい○○○○●硬い
⑦セギモ
腎臓。脂がのって旨味の強いが、取り出すのに手間がかかり、量も少ない希少部位。串焼きのほか、煮ても美味しい。
こちらは聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。
焼き鳥屋さんでもあまりお目にかかれない部位です。
柔らかい○●○○○硬い
⑧キンカン
体内で成長途中のたまごで数珠状に繋がっている。煮物やすき焼きに使われることが多いが、焼き鳥屋で出されることもある。
こちらもあまり聞きなれない部位ですね。
柔らかい○●○○○硬い
⑨ボンジリ
鶏の尻尾にあたる部分の肉で、わずかしか取れない希少部位。筋肉が発達していて旨味が強く、脂ものっている。
こちらも焼き鳥屋さんではよく見かける部位。
柔らかい○○●○○硬い
皆さん、いかがでしたでしょうか。
知っている部位はいくつありましたか?(^-^)
あ、これ鶏肉だったんだ!って思う部位もあったのではないでしょうか。
柔らかくて脂肪が少ない鶏肉は、健康志向の高まりと共にファンが急増中!
それぞれの部位に明確な個性があるのが鶏肉の特徴です。
そんな鶏肉の知っている様で知らない「部位」のご説明を今回はさせていただきました。
スーパーでも何気なく見ている鶏肉ですが、これを機に色々な部位を探してみて下さい(^^♪
それでは次回もお楽しみに!
スイーツ&カフェ ウフウフガーデン 店長 髙橋 純一