たまごモチーフの名作椅子に座りたい!
いつもブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。初めてご覧頂く皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム通信販売部の大友と申します。
私は時々、たまご型について思いを巡らせることがあります。
たまごの形…それは鶏の進化の過程でできた合理的で神秘的な形…。
そんな神秘の形は様々なグッズやインテリアに用いられ、私たちの身近にあふれています。
あの、ころんとしたフォルムには私たちの心を和ませる何か特別なパワーがあるような気がします。
本日は、たまごをモチーフにした名作椅子をご紹介いたします!
《Egg Chair(エッグチェア)》
北欧好きなら言わずと知れた、デンマークの建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンが1958年に製作した椅子の名称です。
画像奥の黒いエッグチェア、そして画像手前のスワンチェアは
デンマーク国内の「SASロイヤルホテル(現在のラディソンブルーロイヤルホテル)」のラウンジ用にデザインされました。
エッグチェアはロビー・ラウンジで他の人と隔離した空間を作るために、背もたれが広く高い形状となっています。
そのたまごを思わせるフォルムから「Egg Chair(エッグチェア)」と名付けられました。
「名作椅子」と呼ばれる所以はその画期的なアイデアと職人の技があったからです。
構造としては、椅子の張地の下に硬質発泡ポリウレタンを使用し、その上から布地やレザーを職人が張りこんでいます。
当時、成形家具にこの発砲ポリウレタンを使用したことは世界初の試みで、美しいラインと座り心地のよさを両立させています。
また、製造元のフリッツハンセン社では、現在革張りで革を椅子に張れる職人はたった一人だけだと言います。
彼が1週間で張れる椅子の数はたった3台とのこと。
画期的な手法・アイデアと職人の熟練の技がアルネ・ヤコブセンのデザインを実現させたといえます。
エッグチェアはそのモダンなデザインから、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」や
「メン・イン・ブラック」にも登場しています。映画を見ながら探してみるのも面白そうですね!
フリッツハンセンの日本公式サイトではヤコブセンやその他のデザイナーが設計した名作椅子を見ることができます。
ぜひ覗いてみてください!
日本公式サイト:http://www.fritzhansen.com/jp/fritz-hansen
お値段は1脚80万円以上!!!…するので気軽に買えるものではありませんが、
いつか極上の座りごごちを手にすることができたら…!憧れますね!!
次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
大友