「卵」「鶏」どのようにして漢字が成り立ったかご存知でしょうか?
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
皆さんは、普段使っている“漢字”は誰がどのように作ったかご存知でしょうか?
世の中には様々な漢字がありますが、一文字一文字成り立ちが違います。
吉田は小学生の時、漢字ドリルに載っていた「漢字の成り立ち」に子供ながら感動し、漢字の魅力に取りつかれました(笑)
まず、漢字の成り立ちは4種類(用字法を入れて6種類)あり、これを「六書(りくしょ)」といいます。
この6種類は「象形文字」「指事文字」「会意文字」「声文字」「転注文字」「仮借文字」というものです。(「転注文字」「仮借文字」は用字法)
では、用字法以外の4種類を一つひとつ説明していきます。
①象形文字
物の形にかたどって作られた漢字のことをいいます。
古代で最も古いものは、なんと紀元前3,100年ごろにメソポタミアで生まれました。
例えば・・・
②指事文字
絵としては描きにくい物事を点や線の組み合わせで表した漢字のことをいいます。
例えば・・・
③会意文字
2文字以上の漢字の形・意味を組み合わせて作られた漢字のことをいいます。
例えば・・・
④形声文字
意味を表す漢字と音(読み)を表す漢字を組み合わせてできた漢字の事をいいます。
例えば・・・
さて、ではここからが本題です!
「卵」という感じはどのようにしてできたのでしょうか?
吉田の想像では・・・
卵を割った時の殻の感じにそっくりじゃありませんか?
「卵割り」の象形文字ではないでしょうか!?
でも、正解は
虫や蛙の卵が連なった様子から卵の象形ができ、その後精子と卵子とが引き合って生じる「たまご」を意味する「卵」という漢字が成り立ったそうです。
では、「鶏」という感じはどうでしょうか!?
吉田の想像では・・・
鶏の出立ににていませんか?
でも正解は形声文字です。
手を下に向けてつかむ象形文字と撚糸の象形文字、人の象形文字でできています。
これは繋がれた人、召し使いの意味を表しています。
また、鳥の象形文字から「家畜としてつなぎとめておく」鶏という漢字が成り立ったそうです。
ちょっと怖いものもありますが・・・(笑)
いろいろ考えるのも楽しいし、なるほど!と思いますよ!
では、次回の記事もお楽しみのに!
通信販売部
吉田 明日美