エコな新素材!卵殻の活躍をご紹介!
たまご性質新着ニュース紅花たまごについて 2016.11.09
いつもブログをご覧の皆様、こんにちは!
初めてご覧の皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム、通信販売部の石井です。
今回、ご紹介するのは身近で有効活用されている「たまごの殻」について
ご紹介していきたいと思います。
実は私たちも馴染みのあるところで「たまごの殻」は使われていたのです。
まずは、学校などで使われている『チョーク』!
チョークは本来原料である白亜のことですが、
近年になり炭酸カルシウムや硫酸カルシウムを水で練り成型したものが使われています。
卵殻を再生利用し作られたチョークはエコチョークと呼ばれ、
多くの学校などで広く使われているのです!
続いては、『フィールドライン』!
こちらもよく学生の時にグラウンドで使用されていましたよね!
以前までグラウンドなどで使用されていた消石灰は、
アルカリ性が強いため、肌に付着すると「やけど」や「目や肌の障害」などを
引き起こすことがあり、消石灰は文部科学省が2007年に学校での使用を禁止したのです。
現在では100%卵殻でできている石灰が使用されております!
体に付着してもやけどの心配はありませんし、芝生の場合でも利用が可能です。
芝生を痛めることもなく、卵殻が酸化している土壌を中和し、
土壌改良にも繋がっているのです!
最後は、『スタッドレスタイヤ』!
以前のブログ記事でも少しお話だけさせて頂きましたが
どのような仕組みでスタッドレスタイヤに組み込まれているのでしょう?
「卵殻」が引っ搔き素材として使ったスタッドレスタイヤは
天然素材の卵殻は環境に優しいという点でエコに合致した素材になります。
卵殻には、雛(ひな)の呼吸を助けるためにミクロの穴が無数にあいており、
これを引っ掻き材として使ったとき、優れた吸水性を発揮するのでは?
と考えられたことから始まりました。
その効果も実証され、スタッドレスタイヤに用いられるようになったのです!
さらに、殻は氷よりも硬く、アスファルトよりも柔らかい、
格好の引っ掻き素材になる!という理由で取り入れられているのです!
いかがでしたでしょうか?
身近にたくさん卵殻は使用されており驚きですよね!
また多くの素材は卵殻の再生利用だということがわかりました。
今後も色々なところで活躍するのを期待したいと思います!
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
石井