ドイツの伝統菓子バウムクーヘン
たまご性質新着ニュース紅花たまごについて 2017.02.09
皆様こんにちは!
今回はバウムクーヘンをご紹介します!
バウムクーヘンもたまごをたくさん使用したお菓子で、生地を巻きつけるための芯、それを回し続ける道具、
生地を焼くバーナーなど専用の機械でバウムクーヘンは作るのですが以前ご紹介したように、
ご家庭にあるたまご焼き機などでも作ることができます。→詳しくはコチラ
私の最近のバウムクーヘンの思い出は、結婚式の引き出物で頂きました!
そのバウムクーヘンはしっとりとしていて美味しかったです♪
・バウムクーヘンとは?
バウムクーヘンはドイツの伝統菓子で、バウムクーヘンのバウムはドイツ語で「木」、
クーヘンは「お菓子」という意味で、名前の通り何層にもなっている年輪模様が特徴的です。
ドイツ人は森林を愛し、季節を問わず森を散歩するのが好きだそうです。
四季の移り変わりを様々な姿でみせてくれる森はドイツ人にとって「自然の宝庫」であり、なくてはならないものです。
そんな森林を愛するドイツではバウムクーヘンは「お菓子の王様」と言われ、
バウムクーヘンを美味しく作ることができてはじめてお菓子職人になることができるのです。
それくらいドイツ人とって特別でシンボルとなっているお菓子です。
また、バウムクーヘンが「木のお菓子」という意味を持ちますが、
バウムクーヘンの心棒に木の棒を使っていたから、という説もあるようです。
・日本では縁起物のバウムクーヘン
先程申し上げましたが、何層にも重ねて作られていることから、ともに年を重ねていく夫婦の門出のお菓子として、
バウムクーヘンは結婚式の引き出物のお菓子として人気があるのです。
バウムクーヘンはこれから末長く一緒に生きていく夫婦にとっての縁起物だったんですね!!
今後はそんな事を考えながら、夫婦になる友達や家族の事を思って食べたいものです。
・バウムクーヘンでも重要なたまご
バウムクーヘンの特徴でもある、何層にもなっているしっとりしている生地のポイントは
たまごの卵黄と卵白を別々に泡立てることです!
たまごの卵黄が持つ水と油を混ぜる乳化性、卵白が持つ起泡性がしっとりとした生地を作ることができるのです。→詳しくはコチラ
バウムクーヘンはたまごが持つ特徴をしっかりと活かしたお菓子なのです。
バウムクーヘンを食べる際はぜひ、バウムクーヘンで活かされているたまごの良さを見て、食べて味わってください。
バウムクーヘンはドイツでは誇り高い伝統菓子であり、日本では縁起ものです。
またたまごがバウムクーヘンの特徴である年輪模様を作りだしています。
その何層も何層も重ねられている生地は、お菓子作りの伝統や
これからの積み重ねていく幸せを現しているようですね!
高橋