和菓子の中でもたまごが活躍!? ~和菓子とたまごの関係~
いつもブログをご覧になっている皆さま、こんにちは。
初めてご覧になっている皆さま、初めまして。
総務部の米野と申します。
たまごが登場するお菓子といえば、「フィナンシェ」や「メレンゲ」など洋菓子を思い浮かびますよね。
ですが、実は和菓子の中でもたまごは活躍しております!!
今回はたまごと和菓子の関係をまとめて4つ程ご紹介させて頂きます。
①たまごを泡立てる
たまごの卵白・卵黄全て泡立てることを、和菓子の世界では「共立て」といいます。
逆にたまごの卵白と卵黄に分けて、別々に泡立てた後、
最後にいっしょに合わせる方法を「別立て」といいます。
作るお菓子によって共立て、別立てと製法が変わり、出来上がりも違ってきます。
②たまごで天然の着色
本場の京都などで箱に入った色とりどりの和菓子を見たりすると、
艶があり宝石のようにキレイで感動しますよね。
その中でたまごは彩りの黄色を担当しています。
白あんに卵黄を裏ごしをしたものを混ぜ合わせた「黄身あん」。
天然の着色と、たまごが鮮やかな黄色をつくります。他にも、練切あんの着色にも卵黄が使われます。
③たまごで艶をつける
おまんじゅうのてっぺんの艶。あの輝きがまたより美味しそうですよね!!
あの艶は、卵黄をガーゼでこしてからみりんで伸ばし、おまんじゅうなどを焼く前に塗ります。
これを「ぬり黄身」といいます。
④たまごと砂糖の配合
和菓子の世界では、砂糖のことを「割り」といいます。
和菓子の材料にたまごが使用されるようになったのは、カステラが渡来以降のこと。
特に使うのが、砂糖・粉・たまごが同量の配合「三同割」。砂糖・たまご・粉・バターが同量の「四同割」です。
↑ufu uhu garden(ウフウフガーデン)特製カステラ
こうして着目してみると、和菓子の中でもたまごは欠かせない存在だということが分かりますね!!
ぜひ、温かい緑茶と合わせて、たまごの和菓子を堪能してみてはいかがでしょうか?(*^_^*)
では、次回の更新もお楽しみに(^^)/
総務部 米野