幸運を呼び込むと話題の奇跡のニワトリをご紹介します!
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします!
先日上野動物園でパンダの赤ちゃんが産まれ、一躍日本中の人気者となりました!
ぬいぐるみのようでとっても可愛いですよね!!
そんな中、大阪の天王寺動物園ではちょっと意外な動物が人気者として頑張っているようです。
それはこちらのニワトリです!
天王寺動物園のニワトリ「マサヒロくん」は3度の危機を乗り越えてきたために
「奇跡のニワトリ」「幸運を呼び込むニワトリ」として注目されています。
一体どんな危機に瀕してきたのでしょうか?
マサヒロくんが天王寺動物園に来たのは2015年。
飼われるためでなく、タヌキやアライグマに餌として与えられるヒヨコとして
業者から入荷された「生き餌」でした。
本来であればすぐに食べられてしまうのですが、
ちょうどその時期にマガモの雛が誕生したことで、マサヒロくんの運命は大きく変わります。
マガモの雛は、飼育時に怖がってエサをなかなか食べないものですが、
ヒヨコと同室させると見まねでエサを食べるという動物的特性を持っています。
そんなマガモの雛の先生として70羽の餌用ヒヨコの中から抜擢されたのがマサヒロくんでした。
人生初にして最大のピンチを乗り越えたマサヒロくんですが、すぐにピンチが訪れます。
動物園でイタチが悪さをするようになり、その囮としてマサヒロくんが選ばれてしまったのです。
もう食べられるのも秒読みと思われましたが、
ねずみ捕りの中でイタチが現れるのを3日間じっと待ち続けたものの、イタチは現れなかったのです。
九死に一生を得たマサヒロくんですが、命の危機はまたしてもすぐに訪れました。
そもそも動物園では、ニワトリは飼育用ではなく餌として利用されます。
そのため飼い続けたところでメリットはなく費用がかさむだけであるため、
若鶏に成長する間に大型の肉食獣の餌として与えられます。
しかし偶然その時期は肉食獣担当の飼育員から餌として欲しいという要請がなく、
またしても生き延びることになったのです。
弊社のような養鶏場ですくすくと育つニワトリと異なり、
命の危機に幾度も晒され、その度に乗り越える強運の持ち主であるマサヒロくん。
雄鶏にしては珍しい大人しく人懐っこい性格も相まって、一躍動物園の人気者になりました。
その幸運にあやかりたい!とうい人も多く、出待ちする人が現れるほどの人気者ぶり。
パンダと異なり身近な動物ですが、ここまで幸運で人気者になれる素質を持っているのは珍しいですね!
今ではTV出演、一日警察局長に抜擢など活動の場を広げるマサヒロくんですが、
人々に幸福を振りまくと同時に、マサヒロくん自身も幸福になれることを祈るばかりです。
今回は奇跡のニワトリマサヒロくんをご紹介しました。
次回もお楽しみに!