ブログをご覧の皆様、こんにちは！

今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします！

 

6月に入り、どんよりとした天気が続いていますね…

梅雨が明けてカラッとした夏が早く訪れる事を日々祈るばかりです。

 

そんな6月ですが、現在弊社では季節のお取り寄せ商品として「おばあちゃんのお漬け物セット」をご紹介しています！

山形の代表的なお漬け物「おみ漬け」「うこぎだし」「晩菊」の3種類がセットになったお得な商品で、一足先に夏を感じられること間違いなし！

食欲の落ちる夏だからこそ味わってもらいたい逸品です！

 

そんな「おばあちゃんのお漬け物セット」の中でも特に食べやすい漬物「おみ漬け」を今回はご紹介したいと思います！

「おみ漬け」は刻んだ青菜・大根・ニンジン・シソの実等を混ぜ合わせて漬け込んだ漬物です。

青菜の柔らかい食感と他の野菜のシャキシャキとした食感は、ご飯にのせたり混ぜ合わせたりすると絶品です！

 

そもそもなぜ「おみ漬け」という名前なのでしょうか？

「おみ漬け」は漢字で書くと「近江漬け」となります。

昔、山形では、山形青菜の硬い葉の部分を捨てて茎だけ食べていました。

それを見た近江商人が、「もったいない」と言ったのがきっかけで、葉を捨てずに食べられる漬物を作るようになったのがはじまりといわれています。

また、「おみ漬け」は山形青菜を使うことでできる漬物です。

山形青菜は漬け菜として有名な九州の高菜や長野の野沢菜、広島菜と同様のアブラナ科の一種です。

大変大きくその見た目は「オバケ野菜」。

歯応えはあるものの筋っぽさがなく、長期保存が可能です。

山形青菜には特有の香りと辛味があるため、おみ漬けで使用する際には自然のままに、低温で薄味に仕上げています。

 

そんなおみ漬けはそのまま食べても十分に美味しいですが、他の料理に混ぜるとより料理の味を引き立ててくれます！

たとえばチャーハンに混ぜるとシソの風味が香るシャキシャキとした食感が楽しいものに早変わり！

 

細かく刻んで納豆に入れれば、青菜の旨味と納豆が絶妙に絡み合いさっぱりと食べることができます！

意外なことにパスタにも大変合い、メニューとして置いている東京の洋食店もあるようです！

おみ漬けのピリッとした辛味とシャキシャキとした食感がアクセントになっています！

 

山形の伝統野菜を用いた昔ながらの「おみ漬け」。

これが現代まで長く愛され続けてきたのは、その風味もさることながら、どんな料理に混ぜても邪魔しない引き立て役としても優秀だったためなのかもしれませんね！

 

今回は「おばあちゃんのお漬物セット」の一つ「おみ漬け」をご紹介しました！

山形の伝統的なお漬物が詰まったお得なセットになっておりますので、ぜひ一度ご賞味頂ければ幸いです！