料理を美味しくする秘密は、新米と古米のブレンドにあり!
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします。
10月も中旬を過ぎ、いよいよ実りの秋本番ですね!
他県と比べて新米が出回るのが遅い山形県ですが、ようやく新米出荷の季節を迎えることができました!
冷夏による日照不足や台風・大雨などの天災にも見舞われ、
収穫時期が例年よりも遅れてしまいましたが、今年の新米も大変良質です!
弊社でも山形県産つや姫・コシヒカリ・はえぬきの3種類をお取り扱いしておりますので、
ぜひ今しか味わえない新米の味を堪能して頂ければ幸いです。
しかし新米全盛期の季節に差し掛かっても、
まだ昨年度産のお米が残っているからそれを食べきってからでないと買えない!という方もいるのではないでしょうか?
ですがそれはとても勿体無いことです!
実は新米と古米をブレンドすることで、より美味しくなる料理もあるのです。
今回は、そんな新米と古米それぞれのメリットをかけ合わせたブレンド料理をご紹介します。
そもそも新米と古米はどのように違うのでしょうか?
新米とは、収穫年の12/31までに精米・袋詰めされたお米のことをいいます。
そのため、来年の1/1になると今出回っている新米も全て古米と呼ばれることになってしまいます。
収穫したての新米は水分の含有量が多く、月日が経つごとに乾燥して水分が失われていきます。
そのため同じ水の量で炊いても、新米は柔らかく、月日の経った古米は硬くなってしまいます。
そんなメリット・デメリットを補い合う料理ごとのブレンドはこちら!
◯カレー [新米2:古米8]
水っぽい新米を多くすると粘りが出過ぎて、水の量を間違えるとルーと合わせた時にベチャッとしすぎることも…。
カレーがかからない部分に米の固まりが出来てしまうこともあるため、この割合がベストです!
◯天丼[新米5:古米5]
タレが程よく浸透するこの割合がベストです。
◯おにぎり[新米8:古米2]
柔らかい新米同士で握ると潰れてしまいますが、固めの古米が入ることで新米と古米の間に隙間があきます。
美味しいおにぎり作りに大切なのは、米粒の間に空気を入れて握ることなので、この割合はおすすめです!
お米はしっかり保存していれば、日数が経っても充分に美味しく食べることができます。
今回ご紹介した新米とのブレンドなど、ちょっとした工夫でより美味しく食べられるのもお米の醍醐味です。
古米から新米への移行期でもある今の時期だからこそ、それぞれの味の違いを感じながらブレンドなど楽しんでみてはいかがでしょうか?