温泉たまごと半熟たまごのちがいとは?!
皆様こんにちは!今回は温泉たまごと半熟たまごの違いをご紹介したいと思います。
何気なく食べている2種類ですが、ちゃんとした違いがあるのです!
たまごの黄身と白身では固まる温度が違うのです。
熱を加えることで固まり始めるのはまず外側の卵白で、お湯の温度が55度くらいから固まり始めます。
そして完全に固まるのは80度くらいです。
黄身は65度~70度近くから固まり始め、この温度を保つと完全に固まります。
この性質を利用して「温泉たまご」と「半熟たまご」は出来上がります。
温泉たまごとは・・・
黄身も白身も完全に固まっているのではなく粘りがあり、トロっとしています。
温泉たまごを作るには、黄身が完全に固まる温度より白身が完全に固まる温度の方が高い事を利用し、
長い時間茹でることでトロっとした状態になります。
65度~70度でだいたい20分以上茹でると白身から固まり始めますが、完全に固まらず
トロッとしており、黄身は程良い固さになるのです。
もちろん温泉のお湯や蒸気を利用して茹でているものはこの状態ではなくても「温泉たまご」と呼ばれます。
温泉の温度はこの温度に近いため旅館の食事に出てきたり、お土産品として販売されています。
また白身はトロッとしており、黄身が固まっている状態から「シンから先に温まる」ということで「温泉たまご」とも
言われています。
温泉たまごは、白身と黄身のトロッとした食感がたまらないですよね!
また私は味を変えるために2日目のカレーの付け合せにしたりします♪
半熟たまごとは・・・
黄身がトロッとしており、白身が固まっている状態のことです。
半熟たまごは黄身を固まらせないために、最初から白身が固まる温度で茹でて、
茹で時間を短くします。
70度くらいのお湯で15分~20分くらいで茹でると、黄身が半熟状態で白身は固まった状態になります。
半熟たまごは温泉たまごのように時間をかけるのではなく、お湯に入れる時間をあまりかけずに作ります。
半熟たまごは茹で時間もあまりかからず、またお好みで半熟加減を調節しうまくできた時はすごく感動しますよね!!
ちなみに私はゆで時間は少し早めで、白身は固まっているけどやわらかい状態が好きです。
「温泉たまご」と「半熟たまご」、同じものだと思っていたり、違いがわからないなどあったかと思いますが、
しっかりとした違いがあるのです。
さらに山田鶏卵では「紅花温泉たまご」をそのままのお召し上がり、付け合せとしておススメしております。
この「紅花温泉たまご」をそえればさらに美味しく、まろやかにしてくれます。
業務用として使用して頂いているお客様から「濃厚で美味しい!」「作る手間がなくて良い!」などのお声を頂いております。
この機会にぜひお試しくださいませ!
高橋まり子