狛犬ならぬ「狛鶏」?!鶏の像がある神社
新着ニュース 2017.01.15
ブログを御覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします!
本日1月15日は「小正月」です。
年神様などを迎える元旦1月1日を「大正月」と呼ぶのに対して名付けられた「小正月」は、豊作祈願など家庭的な行事が行なわれます。
お正月に多忙を極めた女性たちを労うため「女正月」とも呼ばれています。
この日に正月飾りなどを焼いて処分するため、お正月に区切りをつける日でもあります。
お正月の間、各地の神社に初詣に行かれた方も多いと思います。
その際、阿吽の形をとった「狛犬」を目にされた方もいるのではないでしょうか。
しかし、全国各地にはそのほかに「狛鶏」がいる神社もあるのです!!
鶏の像がある神社とその理由について、今回はご紹介します!
「狛鶏」がある神社で有名なのは福岡県福岡市にある「鶏石神社」です!
ここは日本唯一の「ニワトリを祀る神社」で、酉年である今年は多くの参拝客で賑わっているようです。
「鶏がたまごを産みそのたまごが孵化するように、形のないところから物事が成就する修理固成の御神徳がある」とされています。
寄付を募って昨年10月に建てられた雄鶏と雌鳥の像は、小さくて可愛いですね!
御守も絵馬も卵型になっており、とても珍しい神社です。
また、堂々とした「狛鶏」があるのは青森県黒石市の「中野神社」です!
中野神社は不動明王を祀る神社で、不動明王は酉年生まれの人の守護神だといわれています。
ニワトリは不動明王の使いであるとされているため、「狛鶏」がいるのですね!
巴太鼓に乗り、鳥居の前で堂々と佇む「狛鶏」は、可愛い表情をしていますが、見ているうちに神聖な気持ちになってきます!
ほかにも、山形県鶴岡市の「白鬚神社」という神社に「狛鶏」がいます!
左右に分かれて雄鶏と雌鳥が佇んでいます。
山形に限らず、「白鬚神社」という名前の神社では「常世の長鳴き鶏」に関係する神を祀っており、神の使いとしての「狛鶏」がいるようです。
神社には狛犬だけでなく狛鶏もいるのだと知り驚きました!
もともと神社の鳥居もニワトリの止まり木をシンボル化したものだといういわれもあるため、昔から人々に「神様に近い縁起のいい動物」として知られていたのですね!
今回は狛犬ならぬ「狛鶏」がいる神社とその理由についてご紹介しました!
次回もお楽しみに!
通信販売部
井上