鶏の飛行能力
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は日本人初飛行の日だそうです!
1910(明治43)年に現在の代々木公園で徳川好敏工兵大尉が日本初飛行に成功しました。
飛行時間はわずか4分、最高高度は70m、飛行距離は3000mだったそうです。
現在の私たちにとっては、たったそれだけ!?と思ってしまいますが、当時はものすごい進歩だったのでしょう。
さて、今日は日本人初飛行の日にちなんで、鶏の飛行能力についてご紹介したいと思います。
■そのそも、鶏って飛べないって本当?
そもそも、鶏の先祖は東南アジアの森に棲んでいる「セキショクヤケイ」と考えられています。
このセキショクヤケイは鶏に似ていますが、れっきとした野鳥で、飛翔能力を持っています。
その後、セキシャクヤケイを食用として飼うようになり、天敵から身を守る必要がなくなりました。
それと同時に、飛翔力を考慮しない人為的な品種改良を繰り返したことと狭い飼育環境で飛翔能力が衰えたといわれています。
■でも、鶏だってちゃんと飛べます!!
鶏の祖先の「セキショクヤケイ」はもともと飛ぶのはあまり得意な鳥ではありませんでした。
昼間は地上を歩きながら食べ物を探し、夜になると寝るために木の上に飛ぶくらいしかなかったからです。
その後、食肉を目的とした人的な品種改良でますます飛ぶのが苦手になりました。
しかし、鶏にもまだ飛ぶ力は少し残っています!!
1mくらいなら飛ぶことができます(笑)
■飛行能力が高い鳥と鶏はどう違うの?
飛ぶ鳥と飛ばない鳥との大きな違いは筋肉(主に胸筋)、骨の構造、羽の構造や羽のつき方などです。
一般に、鳥体が小さく羽が大きければ飛び方が上手です。
例外として、クジャクやペリカン、フラミンゴなどは鳥体が大きいのに遠くまで飛ぶことができる物もいますが・・・
鶏の体型を思い出してください(笑)
飛ぶのが苦手というのも納得です。
しかし、この体型のおかげで我々は美味しいお肉と卵を頂けますので・・・なんともかわいい体型ではないですか!!
いかがでしょうか?
これからも鶏に感謝して卵の販売をしていきたいと思います。
では、次回の記事お楽しみに!
通信販売部
吉田 明日美