本日は節分!鬼が怖がる意外な動物とは?
新着ニュース 2017.02.03
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします!
本日2月3日は節分です!!
今晩は「鬼はー外!福はー内!」という元気な声が響き渡るご家庭が多いのではないでしょうか?
鬼が怖がるものといえば「豆」です。
理由は諸説ありますが、昔京都の鞍馬に鬼が出たとき、大豆を鬼の目に投げつけたところ鬼を退治できたという話が残っているためのようです。
「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということで「豆まき」をするのですね!
豆の他にも、鬼には怖いものがもう一つあります。
それはなんと「ニワトリ」だそうです!
ニワトリが鬼を圧倒する光景は想像もつきませんが、なぜ鬼は怖がってしまうのでしょうか?
鬼とニワトリの関係性は、日本の昔話で描かれていました。
たとえば福島県の川俣町に伝わる昔話「鬼とニワトリの声(心がけのよいおじいさんと欲深いおじいさんの話)」では、真夜中に家に勝手にあがりこんで博打をする鬼を追い払うため、ニワトリの鳴き声を真似て追い払った様子が描かれています。
また鹿児島県に伝わる昔話「鬼を退治した男の子」では、村を荒らす鬼を追い払うため、豆とイワシの頭とニワトリを鬼に当て、見事に鬼を退治した男の子が描かれています。
ほかにも誰もが知っている「こぶとりじいさん」では、ニワトリの声に慌ててしまい逃げ帰ってしまう様子が描かれているものがあります。
これらを見てわかるように、鬼はニワトリの見た目などではなく声を怖がっているようですね。
鬼は真夜中に現れ悪さをする、夜の世界の住人です。
反対にニワトリは一番に夜明けを告げる存在であるため、鬼を夜の世界に追い払う力を持っていると信じられていたのかもしれません。
またヨーロッパでも、ニワトリは闇の悪霊を追う鳥とされています。
電気などが無かった昔は今以上に夜や暗闇を恐れていたため、夜明けを告げて光をもたらすニワトリは非常に偉大な存在だったのかもしれませんね。
温厚そうな見た目のニワトリですが、鬼を追い払う力を持っていたとは意外でした!
今年の節分は、そんなニワトリが産んだ卵を使った玉子焼き入りの恵方巻きを食べて、鬼を絶対に入れず福を呼び込めるようにしたいと思います!
今回は鬼がニワトリを恐れる理由をご紹介しました!
次回もお楽しみに!!
通信販売部
井上