ゆでたまごの豆知識~これでお悩み解決♪~
皆様、こんにちは!
今回は「ゆでたまご」について、知って得する知識をご紹介してい
きたいと思います!
1. 新鮮なたまごほど殻がむきにくい!
「ゆでたまご」の殻が剥きにくい、というお問い合わせが多いのですが、
それはたまごの「新鮮度」が関係しているのです!
産みたての新鮮なたまごには二酸化炭素が多く含まれています。
そのため、白身と殻がくっついてしまい、新鮮なたまごほど
殻が剥きにくいのです。
殻がむきやすい「ゆでたまご」をお作りになりたい方は、冷蔵庫で
1週間保管したたまごを使うことをおススメします。
山田鶏卵の「紅花たまご」はより新鮮ですので、買ったばかりで
「ゆでたまご」にすると殻が剥きにくいと思いますが、それは「新鮮」
という証でもありますね。
必見!「ゆでたまご」の殻を簡単にむく裏ワザ
- 沸騰したお湯に生たまごとお酢を少々入れ、転がしながら茹でます。
- 茹であがったら、冷水をかけて冷やします。
- たまごの殻が冷たくなったら、タッパーなどの密閉容器にたまごと水をひたひたに入れます。
すると、こんなきれいに剥くことができます!ぜひお試しくださいませ♪
ポイント:沸騰したお湯に生たまごを入れると割れてしまい卵白が
出てしまうことがありますが、お酢を入れることによりそれを防ぐ
ことができるのです!
2. なぜ黒ずんでしまうの?
こちらのお問い合わせも多いのですが、これは「ゆで時間」が影響
しています。
長時間熱を加えると、白身に含まれるアミノ酸が分解され、
硫化水素が発生します。
次にその硫化水素が黄身に含まれる鉄分と結びつくと、
黒っぽくなってしまいます。
この「黒ずみ」は体に何の影響もないのですが、15分以上ゆでて
しまうと黒ずんでしまうので、この黒ずみが気になる方は「ゆで時間」を
見直してみてはいかかがでしょうか。
3. 殻を剥いた時には味がついてる!「塩たまご」の作り方
「ゆでたまご」はお塩やお醤油につけて食べるのもよし、おでん・
ラーメンなどの具としても食べるのもよし、いろいろな食べ方があります。
個人的にはサラダとしてドレッシングと一緒に食べるのが好きですが、
山田鶏卵では殻を剥かず塩味をつける「塩たまご」が流行って
います。たまご全体に塩味が付いているので、後からつける必要も
なくお弁当のおかずにぴったりです♪
「塩たまご」の作り方
- お塩を溶かしたお水を容器に入れ、冷やしておきます。(塩の量は親指と人差し指の一つかみくらいです。)
2.ゆでたばかりのたまごを殻を剥かずに1の容器に入れ、一晩中入れておけば出来上がりです。
ポイント:たまごを容器に入れる時は、水の中に完全に浸るようにしてください。
「ゆでたま.ご」は人それぞれの好みがあり、味があると思います。
今回ご紹介させて頂いたレシピや殻の剥き方はほんの一例ですの
で、ご参考までに読んで頂けたら幸いです。
今後も生活に役立つゆでたまごの豆知識等を一般のお客様や飲食店様に
発信できるよう努めて参ります!
高橋まり子