今日は「よい歯の日」!実は鶏にも歯があった?!
いつもブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。初めてご覧頂く皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム通信販売部の大友と申します。
本日4月18日は「よい歯の日」!みなさん、歯は健康ですか?
実は鶏にも歯があるのです!ご存知でしたか?
本日は鶏の「歯」にまつわる豆知識をご紹介します!
ひよこに「歯」?!
鳥類は歯の代わりにくちばしを持ちます。このくちばしを使って虫などをついばみ、飲み込みます。
もちろん、鶏も鳥類ですから例外ではありません。
ところが、なんと生まれたばかりのひよこは歯を持っているのです!
孵化したばかりのひよこには、「卵歯(らんし)」または「破殻錘(はかくすい)」と呼ばれる小さな突起があります。
場所は上のくちばしの先端にあります。上の画像の矢印の部分です
この小さな突起が「ひよこ(鶏)の歯」の正体です。
歯は、一般的には口腔内にあるものですが、ひよこの歯に限っては内側ではなく、外側についています。
「卵歯」は、孵化後数日で取れて無くなってしまうので、見たことがある人、知っている人も少ないのではないでしょうか。
私自身も、初めて知ったことなのでとても勉強になりました。
ひよこが孵化する時、内側から殻を破って外に出てきます。
まさにそのタイミングで「卵歯」が活躍します。
卵歯があるから、硬い殻も自分で割ることができるのです。
それにしても、生まれてすぐ自力で卵を割るとは…鶏に組み込まれたDNA、すごいですね!
「卵歯」をもつ生き物たち
ひよこ(鶏)以外にも、卵から孵る爬虫類が「卵歯」をもっています。
出典:http://www.ztv.ne.jp/uedabyon/kame.htm
上の画像は、生まれてすぐの亀の横顔です。
頭の先端に、小さな突起があるのがわかります。これが亀の「卵歯」です。
ワニや蛇なども卵から孵る生物ですね。
機会があれば赤ちゃんの観察をしてみたいと思います。
鳥の祖先が恐竜と呼ばれていた頃、彼らは歯を持っていました。
そんな歯も長い年月と進化の過程で失われていきました。
何を食べてどのような環境下にいたのかで歯も変わっていったのですね。
まだまだ知らない鶏のこと、これからも色々と勉強していきたいと思います。
それでは次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
大友