今日は「時の記念日」!時間の大切さを改めて認識してみてはいかがですか?
鶏 2017.06.10
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
今回は総務部・矢萩がお届け致します。
本日は「時の記念日」です。1920年に、東京天文台と生活改善同盟会が
「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定されました。
由来としては、天智天皇の時代、グレゴリオ暦換算で671年6月10日に
天智天皇が日本で初めて設置した水時計“漏刻(ろうこく)”が
時を刻み、鐘を鳴らしたことからだそうです。
「日本書紀」にも「漏刻を新しき台に置く。始めて候時(こうじ)を打つ。鐘鼓(しょうこ)を動す。」と
記されているそうですよ!
さて、時間と言って初めに連想されるのはやはり“時計”ですよね!
今回はハト時計について少し調べてみました。
鳩時計はからくり時計の元祖ともいえるものですが、 “ハト時計”は日本だけのものだとご存じでしたか?
昔の海外の映画などにもよく登場している印象がありますが、こちらは実はちょっと違うものなのです!
この時計が最初に作られたのは、森の多いドイツでつくられましたが、
それは“ハト”の時計ではなく “カッコウ”の時計だったそうです!
日本に輸入され、製造されることになった際に、“ハト”に変化しました。
掛け時計は家を新築した際やお店のオープンの際に贈られることも多く、
カッコウ時計では“閑古鳥時計”となり縁起が悪いと考えられ、
平和の象徴でもある“ハト”に変わったようですね。
実はドイツで最初につくられた“カッコウ時計”でしたが、鳴き声を付ける時計を作ることになった際に
最初に考えられたのは“ニワトリの鳴き声”だったそうです!
採用されなかったのは“コケコッコ―”と鳴き声を表現するのが難しいことも原因の一つかもしれません。
以前の記事で紹介したように、日本でも海外でも鶏の鳴き声の聞こえ方に違いはあれど
複雑に聞こえていたのは変わらないようでしたので…
また、毎時間鳴くのにはあまりに賑やかすぎたのか、
あまり評判が良くなかったようでカッコウの鳴き声が採用されたと言われているようです(笑)
探してみれば、鶏のからくり時計も見つけることができるかもしれませんね!
時間は誰にでも平等にありますが、過ぎてしまった時間を取り戻すことはできません。
「時の記念日」である今日は時間について考えてみてはいかがでしょうか。
自分の腕時計にずれがないか確認してみたり、ずれてしまった時計を直してみたりする
良い機会かもしれませんね!
それでは、次回の更新もお楽しみに☆
総務部 矢萩