鳥は色識別できるの?
鶏 2018.08.20
こんにちは!
通信販売部の遠藤です。
本日8月20日は「交通信号設置記念日」です。
由来としては1931年8月20日に日本初の3色灯の自動信号機が設置されたことが由来となっています。信号機には「青・黄・赤」の3色が採用されていますが、実はここにも理由があります。
色には波長があり、この波長が長ければ長いほど人間は色を認識しやすい。信号に採用されている「青・黄・赤」の3色は全て波長が長く人間の目で認識しやすい色になっています。
特に赤に関しては色の波長が長いことと、視神経を強く刺激する色であったため、重要な止まれの色に赤が割り当てられることになりました。
先ほどから「青・黄・赤」が使われていると説明しておりますが、昔から私の中では青に対して違和感がありました。青と言っていますが、実際緑では?と思っていました。
そもそも日本人は古来より緑を青と表現することが多く、当時の新聞記者によって信号の色を青として掲載したことも全国的に広まったと考えられています。
最後にお電話でいただいた質問にお答えします。
「鳥は色を識別できるんですか?」
色彩感覚については、太陽光をプリズムを通して分解すると波長の長い順に「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」と虹の7色で表現されます。人間は3原色「赤・緑・青」を見分けることが可能です。対して鳥類は4原色「赤・緑・青・透明(紫外線)」を見分けることげできると考えられています。
出典:http://karapaia.com/archives/52157469.html
紫外線まで見えるとものの形や違いをはっきりと認識することができ、えさや天敵に気づきやすくなるメリットがあります。紫外線が見えるなんて凄いなと感じましたが、昼間活動しているのに紫外線を見ることができない人間の方が珍しいのかもしれません。
皆様からの卵や鶏についてだけではなく、様々な視点からのご質問をいただきそれについて詳しく調べてみて毎回新たな知識として日々勉強させていただいております。今後も皆様の貴重なご意見・ご質問お待ちしております。
次回もお楽しみに!