スーパーの卵売場の秘密とは
ブログをご覧になっている皆様、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします。
突然ですが、皆さまの行きつけのスーパーの卵売り場の場所を思い出してみてください。
店の一番奥や、店の中央付近の少しわかりづらい場所ではないでしょうか?
行きつけのスーパーだからこそ場所がわかるものの、初めて行く店の場合は卵売り場を探すにも一苦労だと思います。
生活に欠かせない食品にもかかわらず、なぜどの店もわかりづらい場所にわざわざ置いているのでしょうか?
実はこれは、売上を上げるためのスーパー側の戦略の一つなのです!
今回は卵売り場の秘密についてご紹介したいと思います!
スーパーに入るとまず一番に目に飛び込んでくるのが、野菜を始めとした青果コーナーです。
季節によって変わる青果をアピールすることで、店の品揃えや鮮度をお客様に知らしめることができます。
青果コーナーを過ぎて奥に行くと、肉・魚等の売り場に到着すると思います。
食卓のメインを飾る売れ筋ばかりで、特売なども行なわれることが多いため、入口から売り場、レジに向かうまでに様々な商品を見てもらえるよう一番奥に売り場を設定しています。
それを過ぎると最後はパンや豆腐・お惣菜などの加工食品コーナーに到着します。
食卓のメインの他のもう一品を考える場所のため、スーパーの入口から一番遠い、青果コーナーの正反対の場所に位置しています。
そんなメインの買い物ルートから外れた場所に卵売り場は位置することが多いようです。
私のよく行くスーパーでは、肉・魚コーナーと加工食品コーナーの間や、加工食品コーナーとその他食品の境界に位置しています。
入口付近にあれば買い忘れることがなくなり便利なように感じますが、なぜこんな微妙でわかりづらい場所にわざわざ配置するのでしょうか…?
しかしこれは、卵が生活に欠かせないものだからこその戦略なのです!
卵はどこの家庭でも必要になるものなので、少しくらいわかりづらい場所にあってもなんとか探し出して買いますよね。
この心理を利用し、卵売り場を少しわかりづらい場所に配置して、売り場を見つけるまでに様々な商品を見てもらおうというスーパー側の思いからこのような配置になっているようです!
また、売り場の後半に置くことで、自然とカゴの上の方に卵が置かれることになるので、カゴの下で他の商品に卵が押し潰されてしまうということもなくなります。
スーパーの卵売り場の位置は考え抜かれたものだったのですね!
何気なく見てまわるスーパーの配置に、こんなにも顧客心理を利用した多くの戦略があることは知りませんでした!
今後スーパーに行ったらよく売り場をチェックしていきたいと思います!
今回はスーパーでの卵売り場での位置についてご紹介しました!
次回もお楽しみに!!