安心・安全なたまごをお届けするために・農場HACCP取得
商品紹介 2019.11.25
皆様、こんにちは!
いつもありがとうございます。
あっという間に11月も下旬になり、先日は少しだけ雪も降りました。
冷えたり、暖かくなったりと安定しない日々が続いておりますので、お身体ご自愛くださいませ。
約1年ほど前から、皆様により安心・安全なたまごをお届けするために、
弊社の直営農場の「山田ガーデンファーム」の「農場HACCP」取得に向けて、取り組んでまいりました。
取得するのにあたり鶏のことはもちろん、鶏舎の状態や、様々の事に関する記録・管理、
スタッフのスキルについてなど、たくさんの事を見直してようやく、
農場HACCP取得の認証を頂く事が出来ました!
そこで、今回はこの農場HACCPとはどのようなものなのか、
「山田ガーデンファーム」ではどのような事をしているか、などご紹介していきたいと思います。
・農場HACCPとは
HACCPとはHazzardAnalysisCriticalControlPointのそれぞれ頭文字をとった略称で、
「危害要因分析重要管理点」と訳されています。
農場を守るためにすべての工程において微生物・化学物質・異物などの海外要因の分析を行い、
危険な部分を未然に防止するうえで、特に重要な工程のポイントを継続的に監視・記録する管理の方法です。
家畜を飼育するにあたって適切な衛生管理を行う事は、家畜の伝染病の発生予防・まん延防止だけではなく、
畜産物の安全確保の観点からも重要なのです。農林水産省でもこの「農場HACCP」を推進しています。
- 「山田ガーデンファーム」での取り組み
・ゲージでの飼育
「山田ガーデンファーム」ではゲージ飼いで鶏の飼育を行っています。
平飼いの方が良いイメージが持たれがちですが、農場HACCPの観点からもゲージ飼いの
メリットはたくさんあります。
★野鳥や野生動物との接触がないため、怪我や病気から鶏を守ることができる
★系分と隔離できるので、殺菌や寄生虫の影響を受けず、病気にかかりにくい
★夏は暑く、冬は寒さが厳しい山形の気候から鶏を守る事できる
・1日2回の体調チェック
鶏は温度・湿度・空気の流れにとても敏感です。そのため1日2回の体調チェック巡回、
温度は適正かなど、しっかり目でみて確認を行います。
・外部から菌を持ち込まず清潔に維持
スタッフは鶏舎に入る前に殺菌・消毒を欠かさず行うのはもちろん、鶏舎の敷地内に入る際は
弊社の車両も消毒ゲートで外部の汚れを落としてから入ります。
また鶏舎内を清潔に保つために、1日4時間かけて隅々まで清掃を行います。
わたし達はより安心・安全なたまごをお届けするためにHACCPの志向を取りいれ、
徹底した管理のもと、鶏の飼育を行っています。
今後も「美味しい」!というお言葉を頂けるよう、たまごの生産に努めて参ります。
高橋