毎月24日はふ(2)し(4)の日!削り節を使って料理に深みを出しましょう!
いつもブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。初めてご覧頂く皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム通信販売部の大友と申します。
毎月24日はふ(2)し(4)の日ということで「削り節の日」です!
この記念日は東京鰹節類卸協同組合が定めました。
スーパーに行くと、個包装になったお手軽な削り節が売っています。
とっても便利で、袋を破けはあっという間に使えるので、忙しい現代人には助かりますよね!
しかし、せっかくの記念日もあることですし、たまには昔ながらの方法で鰹節を削ってみたいものです。
本日は鰹節にまつわるエトセトラをご紹介します。
鰹節の削り方
昔ながらの削り方として、削り器を使った削り方があります。
写真上が鰹の身を乾燥させた鰹節(本枯節)、下が削り器です。
鰹節には大きく分けて3種類あり、形になるまでの期間や手間から、
荒節・枯節・本枯節の順に価値があります。
削り器は、構造的には木材を削る鉋(かんな)をひっくり返したような形になっています。
我が家にも削り器があり、小さい頃には、祖母が削っているのを見たり、
私も少し触らせてもらったりしました。
私は学生時代、鉋で木材の表面を削った経験がありますが、これがまた難しい!
大工さんが木の表面をうす〜く削っている様子をテレビで見かけますが、
実際にやってみると薄く削るなんてもってのほか!熟練の技なのですね…!
大工さんの偉大さを思い知りました。
また、「鰹節なら表面積が小さいから…」と考え、木工の経験をもとに鰹節を削ってみましたが、
スーパーで売っているような削り節のように綺麗な形に削ることはできませんでした。
現代の加工技術もすごいですが、手で鰹節を削ってしまう昔の人ってすごいですね。
全国的に見る鰹節の消費について
「削り節の日」にちなんで、総務省統計局の
「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成25~27年平均)」の
「かつお節・削り節」への支出金額と購入数量をみてみました。
(総務省統計局HP:http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm)
全52都市中、最も鰹節と削り節を使うのは、那覇市でした。
支出金額 第1位 那覇市3,605円
購入数量 第1位 那覇市1,895g
反対に、全52都市中最も鰹節と削り節を使わないのは、金沢市でした。
支出金額 第52位 金沢市472円
購入数量 第52位 金沢市137g
沖縄料理は以外と鰹節を使うのかもしれませんね。金沢は結構日本料理(煮物などの和食)が多いイメージでしたが個人的に意外な結果でした。
ちなみに我らが山形市はというと、
支出金額 第42位 山形市729円
購入数量 第36位 山形市214g
でした。う〜ん、山形県民はそばやラーメンでなどで
たくさん使用すると思っていたのでなんだか驚きです(笑)
削り節から色々なことがわかりました。
次回は卵と削り節を使ったレシピをご紹介したいと思います。
次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
大友