鳥インフルエンザ発生の原因と弊社での対策
商品紹介 2022.12.25
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!
早いもので、今年も残り数日となりました。
なかなか収束の兆しが見えないコロナ禍の中、大雨や大雪などの天候被害も多い年でした。
また、ロシアによるウクライナ戦争、それに伴う物価の高騰など暗いニュースを多く耳にする事が多いように感じました。
一方、ワールドカップでは初戦で強豪ドイツに勝ち日本全体が大いに盛り上がった熱い年でもありました。
私自身も嬉しい事、悲しい事、思い起こせば色々あった1年でしたが、あっという間に過ぎ去った1年でした。
皆さんそれぞれに色々な事があった1年だと思いますが、来年も素敵な1年になるといいですね!
さて、クリスマスケーキを始め、年末年始に需要期を迎えるのが卵ですが、鳥インフルエンザが発生したことで、一部のスーパーでは販売が制限されるなど影響が広がっています。
今年は鳥インフルエンザの発生が多いように感じます。
同じ山形県内の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生し、より一層、鳥インフルエンザへの対策を強化しなくてはと改めて感じました。
そこで、今回は鳥インフルエンザ発生の原因と弊社での対策についてご紹介して参ります。
■鳥インフルエンザとは?
インフルエンザウィルスは、それぞれの動物に対して適応し、増えやすい形に変化するため、広範囲の動物に感染することが知られています。
ヒトの間で増えやすい形に変化したタイプは単に「インフルエンザウィルス」と呼ばれます。
鳥の間で増えやすいものは「鳥インフルエンザウィルス」、豚では「豚インフルエンザウィルス」という具合です。
それぞれの動物にインフルエンザウィルスが感染しますが、他の動物では感染、増殖できないとされています。
他の動物にもウィルスが感染できるようになるのはウィルスが遺伝的に変異する必要があります。
よって、鳥インフルエンザが発生しても、直ちにヒトに感染するリスクは極めて低いと考えられています。
■鳥インフルエンザの原因は?
鳥インフルエンザウィルスはカモ類(水禽類)であることが知られています。
カモ類は渡り鳥のため、冬になると日本に南下してきます。
その時に鳥インフルエンザウィルスが一緒に運ばれてきます。
鶏は渡り鳥と同じ鳥類のため、渡り鳥の飛来地が養鶏場の近くにあると感染リスクが高まってしまうのです。
■鳥インフルエンザの対策
鳥インフルエンザから鶏を守るためには鶏へのウィルスの接触をなくすことが重要になります。
弊社では鳥インフルエンザの発生を防ぐために「ウインドレス鶏舎」を採用しています。
ウインドレス鶏舎とはその名の通り、窓がない鶏舎です。
野鳥、野生動物の鶏舎の侵入を防止するとともに、消毒などの各種対策を有効にしています。
農場には限られた人しか入場できません。
また、入場の際は消毒が徹底され、トラックごと消毒しています。
また、万が一養鶏場で鳥インフルエンザが発生してしまっても、法律により鶏は全て殺処分されます。
さらに卵や鶏肉も全て破棄されます。
よって、鳥インフルエンザが発生してしまった養鶏場からの卵や鶏肉は市場に流通しません。
このように、鳥インフルエンザには万全の取り組みがなされています。
すき焼きやおせちなど年末年始は卵をたくさん使う時期でもあります。
皆様の食卓には安全で安心してお召し上げり頂ける卵をお届けしております。
ご安心してお召し上がりくださいませ。
それでは、皆様良いお年をお迎えくださいませ。
来年も、よろしくお願い申し上げます。