「溶き卵」はどのくらい混ぜればいいの?料理ごとに異なる混ぜ方
商品紹介 2018.08.10
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。
レシピを見るとよく見かける「溶き卵」。
卵を器に割り入れ混ぜた状態の卵ですが、どの程度混ぜればよいのかまではどのレシピにも書いていません。
どれも同じ混ぜ方でよいのかというとそうではなく、料理によって混ぜ方を変えることが、より美味しい卵料理に仕上げる秘訣です。
今回は料理ごとの卵の混ぜ方についてご紹介します!
○卵焼きやカツ丼
食べると卵のふんわりとした食感とあふれる出汁がたまらない卵焼きやカツ丼は、ガシャガシャ混ぜるのではなくほぐすように混ぜるのがポイントです。
混ぜていると白身が塊になってきて、ついそれを崩すように混ぜてしまいがちです。
しかし、この塊は卵の「コシ」で、これを完全に切ってしまうと卵が持つ固まる力がなくなり、卵焼きやカツ丼のふんわりとした食感が出せなくなってしまいます。
コシを残すためには、菜箸が器の底から離れないよう上下左右に動かしながら混ぜます。
写真で見るとわかるとおり、よく混ぜた(混ぜすぎた)卵焼きは押しつぶされたような形に焼き上がりますが、ほぐすように混ぜた卵焼きは白身がところどころ残り、ふんわりとした形に焼き上がります。
食べたときも違いは一目瞭然で、ほぐすように混ぜた卵焼きのほうが出汁がじわっと口に広がります。
○オムレツや薄焼き卵、茶碗蒸しやプリン
滑らかさが大切な卵料理の際は、コシを切るように混ぜます。
白身と黄身は固まる温度が異なり、卵のコシが残っていると白身と黄身がバラバラに固まってしまうため舌触りが悪くなり、半熟状になりません。
そのため菜箸やフォークで白身を切るようによく混ぜることがポイントです。
漉し器で濾してから使うと滑らかさが格段に良くなり、舌触りも良くなります!
○パンケーキやケーキのスポンジ
ufu uhu gaedenでも大人気のふわふわ、時にはシュワッとした柔らかい触感のパンケーキをはじめとした料理には、しっかりと泡立てた卵が必要になるため、泡立て器を活用して混ぜ合わせます。
卵黄と卵白に分けそれぞれで混ぜ合わせた後に合わせると泡立てやすくしっかりとした食感に、全卵で泡立てるとなめらかで柔らかな食感になります。
一口に「溶き卵」といっても、料理ごとに適した混ぜ方が異なります。
混ぜ方を使い分け、理想の食感の卵料理をお楽しみください!