ご存知ですか?卵や鶏に関することわざをご紹介!
ブログをご覧頂いている皆様、こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
先日の強風続きで、ようやく咲いた米沢の桜も散り始めてしまいました・・・。
今年は例年よりも一週間ほど早く開花したので、短いお花見期間でした。
私も、全国桜名所にも選ばれている米沢の松が岬公園へお花見に行きました!
残念ながら、ちょっと葉桜混じりのお花見になってしまいました。
しかし、桜は儚いからこそ日本人に愛されるのでしょうね!!
さて、今回は「卵に関することわざ」を皆様にご紹介させて頂きたいと思います。
ことわざと聞いて思い浮かぶのは・・・
「猿も木から落ちる」「豚に真珠」「猫に小判」といったポピュラーなものだと思います。
しかし、「卵」や「鶏」に関することわざもたくさんあるという事をご存じでしょうか!?
私もそういうものに疎い所があるのでちょっと調べてみました!
【卵に関することわざ】
■卵の殻で海を渡る・・・・・・不可能な事
類義語として「枯れ木に花」
確かに卵の殻で海を渡るなんて無茶ですよね・・・。
■卵で石を打ったよう・・・・・無駄な事、見の程しらず
類義語として「豆腐にかすがい」
確かに卵で石を叩いても打っても、卵が潰れるだけで無駄ですね・・・。
■卵を渡る・・・・・・・・・極めて危険な事
類義語として「累卵の危うき」
どちらのことわざも卵の殻はいつ崩れて壊れるか分かりませんよね・・・。
■卵で塔を組む・・・・・・・非常に危険な事
類義語として「虎の尾を踏む」
どれほど器用な人でも無理でしょうね・・・(笑)
■卵に目鼻・・・・・・・色白で丸くて可愛らしい顔立ちの事
対義語として「炭団に目鼻」
色白でつるっとしたたまご肌の女性を連想させます・・・。
卵は殻が薄くて壊れやすい事からこのように「危険」「不可能」という意味のことわざが多いようです。
その他、鶏に関することわざも見つけました!!
【鶏に関することわざ】
■女とめんどり・・・・・欲を出しすぎると、あるものまでなくしてしまう事
類義語として「二兎追うものは一兎をも得ず」
女性が飼っている鶏に、エサをたくさん与えれば卵をたくさん産むのではと考えエサを増やしました。結果、鶏は肥えてしまい、卵を産まなくなったというエピソードがあるようです。
■鶏口となるとも牛後となるなかれ・・・・・牛のような大きな物の下にいるより、鶏のような小さなものの頭になった方が良いという事
対義語として「寄らば大樹の蔭」
中国の戦国時代に蘇泰という政治家が言った言葉だそうです。鶏口は鶏の頭、牛後は牛のおしりの事。確かに大きな組織のおしりについているよりは小さい組織のトップの方が立派に見えますね。
以上、今日ご紹介したことわざの他にも「卵」や「鶏」に関することわざはまだまだあるようです!
こうしてみるとことわざは、私たちの身近にあるものや動物をうまく引用してできているようです。
昔の人って、本当に頭がいいですね~!!
「卵」や「鶏」は時代に関わらず、私たちの身近にあるものなので、興味を持った方はいろいろ調べてみてはいかがでしょうか?
それでは次回の記事もお楽しみに!!
通信販売部
吉田 明日美