たまごと暦の不思議な関係性は?
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
山田ガーデンファームの生田智美です。
私たちの食卓には欠かせない卵。
それだけに私たちの生活に密接だと言えます。
実は卵は暦に関係することが多く、不思議なことに西洋・東洋に問わず世界中で見られます。
今回は「卵と暦の不思議な関係」と題し、卵と暦の不思議な関係をまとめました。
そもそも、私たちは「卵」と聞くと一般的に鶏が産んだ「鶏卵」をイメージします。
私たち人間とは異なった生命の誕生方法であることから、古くから卵には「神秘的なイメージ」があり、「生命や復活、豊穣」などの象徴として捉えられていました。
宇宙自体が卵に内包されていたという「宇宙卵」などという思想、特別な人物である英雄は卵から生まれたなどという伝説も残っているのです。
暦とたまごを関連付けたイベントや言い伝えが多く残っている理由は、このようなイメージから展開されたのではないでしょうか!
では、具体的にはどのようなものがあるのでしょう?
卵と暦 西洋編 ≪復活と豊穣のお祭りイースター!(春分の日)≫
暦と卵が関係する大きなイベントといえば、「イースター(復活祭)」があります。
今ではイエス・キリストの復活を祝うものですが、実際にはキリスト教以前から行われていたお祭りであり、「春がもたらす生命や豊穣」を祝う為に始まりました。!
これは、「イースター」という言葉に、本来「復活」という意味が含まれていないことからもわかります。
イースターにはカラフルに色を塗った卵「イースターエッグ」がつきものです。
こちらは生命や豊穣といった力を取り入れるために使われていたといわれています。
卵と暦:日本編 ≪大寒生まれの卵は縁起がいい!(大寒の日)≫
日本では「大寒」の日に産まれた卵は「縁起物」という言い伝えがあります。
( 詳しくは過去のブログ記事で! )
1月20日前後の大寒の日にうまれた卵は、「滋養に富んでいる」とされ珍重されるのです。また、鶏が卵を新年ではじめて産み始める時期ということから、「鶏のエネルギーがもっとも込められている」、「金運などの幸運も呼んでくれる」とも考えられました。
卵と暦:中国編 ≪季節の変わり目に卵が立つ!?(春分の日・秋分の日)≫
中国ではちょっと変わった卵と暦に関する言い伝えが存在しています。
それは、「立春」「春分」「秋分」といった節目には、「卵が立つ」というもの。
基本的に卵が立つというのは、「不可能の代名詞」として使われてきました。
季節の変わり目には、そんな不可能が可能になると古来の中国の人々は考えていたのかもしれません。
今回は「卵と暦の不思議な関係」と題し、卵と暦の不思議な関係をご紹介しました。
非常に納得しました。
まだまだ残暑が厳しいですね!
紅花たまごをいっぱい食べて、たまごパワーで元気に過ごしましょう!
次回の更新もお楽しみに♪
山田ガーデンファーム
生田智美