ハンバーグに卵は必要??
ブログをご覧になっている皆様、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします。
気づけば7月も下旬にさしかかり、いよいよ本格的な夏の幕開けですね!
学生の皆様はもうすぐ夏休み!という方も多いのではないでしょうか?
社会人の皆様も、お盆休みまでもうひと頑張りです!
待ちに待った夏を精一杯楽しめるよう、新鮮な紅花たまごを食べて今のうちから丈夫な身体を作っておきましょう!!
さて、今回は「ハンバーグに卵が使われる理由」をご紹介したいと思います!
世代を越えて愛されるハンバーグですが、卵の存在に気づかず食べている方もいるのではないでしょうか?
自分で作るという方も、なぜ卵が必要なのか知らずに使っている方も多いと思います。
ハンバーグを作る過程で、挽き肉と玉ねぎ、パン粉、塩・コショウといったハンバーグの材料を混ぜ合わせる際に、必ず溶き卵を加えます。
挽き肉をそのまま混ぜあわせようとしても、ボロボロのそぼろ状になってしまい形を整えることができません。
そんな挽き肉同士をつなぎとめ旨味を保持するという重要な役割を卵は担っています。
まず卵に含まれるタンパク質は、熱を加えると凝固する性質を持っています。
卵を使用した料理であるプリンや茶碗蒸しが固まるのも、このタンパク質のおかげです。
ハンバーグでは、タンパク質が凝固することで挽き肉同士が接着し、材料を混ぜ合わせることで形を整えることができます。
また、このタンパク質が凝固することは、肉の旨味をとじこめる役割も果たしています。
切った時に肉汁があふれるのは、卵のおかげともいえるのです!
そもそもハンバーグに卵を使うのは日本独自の文化です。
例えばハンバーグ発祥の地ドイツでは、牛肉を100%使っているため肉をつなぎとめる必要がありません。
ハンバーグが食卓に並び始めた当時の日本では、牛肉はとても高価なものでした。
そのため牛肉と豚肉の合い挽き肉を使用し、形を整えるために卵がつなぎとして使われ始めたのです。
挽き肉を使用した日本のハンバーグは柔らかいものですが、海外のハンバーグは肉は固くて当たり前のようです。
卵が持つ保水性が肉を柔らかく弾力のあるものに変化させてくれているため、私たちは日本独自の柔らかいハンバーグを食べられるのです。
見た目には卵の存在はわからないハンバーグでも、卵は大きな役割を果たしているのですね。
また弊社の新鮮な紅花たまごを使えば、より肉の旨味を引き出しジューシーなハンバーグを作ることができます!
卵の役割を考えながら作ってみてはいかがでしょうか?
次回の更新もお楽しみに!
通信販売部
井上