生卵と加熱した卵、栄養価は変わってくるの?
たまご成分新着ニュース紅花たまごについて 2016.06.01
いつもブログをご覧の皆様、こんにちは!
山田ガーデンファーム、通信販売部の石井です。
今日から6月ですね!
衣替えの学校・会社も多いのではないでしょうか?
まだ山形は梅雨入りもしておらず、本格的な夏はまだ先になりそうですが
夏に向けて、今のうちからしっかり体力をつけていきたいと思います!(笑)
さて、今回は「卵」についてご紹介致します。
以前のブログでもご紹介しておりますが、卵にはたくさんの栄養が含まれております。
卵は、数ある食品の中でも栄養が豊富に含まれている食品です。
生食で召し上がって頂くことをオススメしていますが
「どうしても賞味期限が切れてしまう・・・。」
「生食だけでは消費しきれない・・・。」というお声があります。
しかし、卵は加熱調理して頂ければ1ヵ月は召し上がることができます。
そこで疑問なのが
「加熱調理をしたら栄養価は下がってしまうのでは・・・?」ということです。
今回は、生卵と加熱調理した卵の栄養価は、変わってくるのか?を
ご紹介させて頂きます!
1 卵の栄養価について
卵には栄養が豊富に含まれておりビタミンCと繊維以外の栄養素を
バランスよく併せ持っています。
なかでも、良質なたんぱく質を持った食品であると言われる理由は
たんぱく質を構成しているアミノ酸(特に人間の体内で合成することができない
8種類の必須アミノ酸)をバランスよく含んでいるためです。
詳しくは以前の記事(卵は栄養の宝庫!積極的に摂取しましょう)でご紹介しております。
また、卵黄はビタミンAや鉄、カルシウムなどのミネラルも豊富です!
まさに、卵は「完全栄養食品」と言えるのです!
2 加熱した卵の栄養価について
では、加熱した卵の栄養価はどのように変化していくのでしょう?
やはり、野菜のように生のほうが栄養価は高いのでしょうか。
卵は加熱すると熱に弱いビタミンB群、たんぱく質などの減少が多少はあります。
しかし!基本的に生卵と比べ、栄養価に大きな差はありません!!
全体的に見て、生卵と加熱した卵、
どちらかが一目瞭然で、栄養的に優れている!というのはないのです!!
しかし、細菌を溶かす働きを持つリゾチームなどの成分は
熱にとても弱く、加熱することによって失われてしまいます・・・。
そのため、加熱調理した卵は生卵より保存できる期間が短くなります。
<結果>
・生卵と加熱した卵と栄養価の違いは、ほとんどない!
・加熱した卵の保存期間は短くなるものの、栄養価が下がるわけではない!
ということがわかりました!
卵を食べるだけでほとんどの栄養を摂取できるなんて素敵ですよね♪
もちろん、卵だけを食べるのではなくバランスの良い食事を心がけ
夏に向けて、紅花たまごで体力をつけていきましょう!
次回の記事もお楽しみに♪
通信販売部 石井