おでんの卵を美味しく煮込む方法とは?
新着ニュース 2019.01.19
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
この時期はコンビニに立ち寄るとおでんがとっても美味しそうで、つい買ってしまいそうになります。
時間をかけてぐつぐつ煮込まれたコンビニのおでんは、どの具材も味が染み込みとても美味しいですが、家で作ろうと思うとなかなか上手くいきません。
特に卵は、半熟がいいからと早く出してしまうと味が全く染み込まず、逆にじっくり煮込みすぎると黄身や白身が固く、少し色も黒っぽくなってしまいます。
大根に次ぎおでんで人気の具材2位を誇る卵を美味しく煮込むための下ごしらえやスープを入れるタイミングなどをご紹介します!
卵にしっかり味を染み込ませるためには下ごしらえが重要です。
また、黄身がほろほろとスープにとける固茹で卵も美味しいですが、やはり半熟の卵も憧れます!
半熟卵にするには下ごしらえにもコツがあります。
①卵を常温に戻す。
②鍋に水と塩をふる。
③卵を割れないようにそっと入れる。
④沸騰するまで強火で、沸騰し始めたら弱火にし、黄身が中央にくるように菜箸で卵を転がしながら5〜7分程度加熱する。
⑤ボウルに冷たい水を用意し、茹で上がった卵を入れて10分程冷ます。
⑥優しく殻を剥く。
半熟卵にするには茹で卵をそのまま煮込んではいけません。
黄身は約70℃、白身は約80℃で火を通し続けることで完全に固まるため、普通に煮込むと固まってしまいます。
おでんのスープをタッパーやジップロックに入れ、そこで卵を一日漬け込むことで味が染み込みます。
また、スープに入れるタイミングも、しっかり固める時と半熟を維持する時では異なります。
固茹で卵にしたい時は、煮込む最初の段階から大根などと一緒に煮込み始めないと、色がつくまで味が染み込みません。
逆に半熟卵を維持する際には、卵は煮込み終わったあと、おでんを冷ます段階で入れます。
おでんは煮込んでいる時よりも、煮込み終わった後に火を止めて冷ますことが味を染み込ませる大事なポイントです。
5時間程度冷まし再度火にかけることで、味を具材に閉じ込めます。
半熟卵にするか固茹で卵にするかで工程は異なりますが、粗熱をしっかりとり味を染み込ませるという点は同じです。
時間がかかる料理ですが、じっくりとおでんの香りや色が変わっていくさまを楽しみながら作ることができればいいですね!