なぜ卵黄は黄色いの?
皆様こんにちは!
今回は卵黄が黄色になるしくみ、また卵黄の色はどのような変化をするのか、
ご紹介していきたいと思います。
卵黄の色は「カロチノイド色素」というものが基になっております。
鶏を含め多くの動物はカロチノイド色素を体内で作れないため、
エサから摂取する必要があり、そのエサの成分が卵黄の色に反映されます。
そのため卵黄の色はエサで左右されるのです。
一般的なエサにはトウモロコシが良く含まれていて、その他にも色素を強めるために、
パプリカやマリーゴールドをエサに混ぜることがあります。
また私たちは「たまご」といえば、卵黄は「黄色・オレンジ」という認識から
赤みがかった卵黄のたまごを好む傾向があります。
卵黄はエサのトウモロコシ等で黄色になり、エサで私たちにとって馴染みのある色にしているのです。
そして弊社のプライベートブランドである、「紅花たまご」は他のたまごに比べると
卵黄の色がオレンジ色をしています。
これは鶏のエサにトウモロコシの他に「紅花」というオレンジ色をしたお花を乾燥したものを混ぜているからです。
そのため弊社の「紅花たまご」は他のたまごより濃い黄色・オレンジ色になっています。
また色だけではなくエサの品質管理にも徹底的にこだわっておりますので、
「紅花たまご」は濃厚で甘み・コクがあり格別に美味しいのです!!
私も弊社のたまごを初めてみたときは、鮮やかなオレンジ色をしていて家族全員で
驚いたのを今でも覚えています。
一方でヨーロッパなどでは濃い色を好まないため、トウモロコシをあまり使わず
日本に比べると卵黄が白っぽいものが流通しているのです。
また卵黄の色は料理にも反映されます。
一般的な食パンは「白色」ですが、弊社直営カフェ「ufu uhu garden」で
販売している「食パン」は卵黄の色が濃い「紅花たまご」を使用しているため、
「黄色」なんです!!
この色に驚かれるお客様も多いのですが、味に関してもジャムなど付けなくても
「紅花たまご」特有の甘みを味わうことができ、焼き立ては絶品です!
「食パン」目当てのリピーターのお客様も少なくありません。
このように卵黄が「黄色」なのはエサによるもので、また「黄色」なのは私たちの好みや認識からきているのです。
そして卵黄の色はその後の料理にも反映されます。
「紅花たまご」と比べるとエサで左右される卵黄の色の違いを実感することができると思います。
また「オムライス」や「ゆでたまご」でもオレンジに近い色になるので、より華やかな料理に仕上がります。
ぜひお試し下さいませ♪
高橋まり子