にわとりの若返り飼育法
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!!
総務部の田谷です。
今回は、新鮮な紅花たまごを毎日お届けするために行っている、にわとりの飼育方法についてご紹介したいと思います。
以前、自社農場「山田ガーデンファーム」のケージ飼いによる飼育方法についてお話をさせていただきましたが、その他にも安定して鮮度の良い紅花たまごをお届けするために、にわとりの食事に関する飼育方法を行っています。
にわとりは、長く産卵を続けると疲れてしまいます。
そのため、産卵率や卵質が低下し、換羽(かんう)と呼ばれる羽の生え換わりとともに休産期に入る鶏が出てきます。
休産したにわとりが産卵を再開すると、低下した産卵率や卵質が回復し、産卵能力が若返るという特徴があります。
しかし、このような自然発生的な換羽に任せてしまうと、産卵率がバラつき、鶏卵の品質が安定することができません。
皆様にも新鮮な美味しい紅花たまごを、欲しい時にお届けすることができず、ご迷惑をかけてしまいます。
そこで、強制換羽(きょうせいかんう)を行います。
強制換羽は、人為的に換羽を促して鶏群をまとめて休産させ、産卵能力の回復を図るという養鶏技術です。
弊社では、社長と農場長が専門家のアドバイスを取り入れ、6号鶏舎まである鶏舎の中から、どの鶏舎を強制換羽にかけるかを、もっとも良い日にちを計画的に決めています。
これにより、安定して品質の良い紅花たまごをお届けすることができるのです。
強制換羽の方法とは!
にわとりは、連日十分な栄養摂取により卵を産み続けます。
そこで、給餌量のコントロールや換羽期専用の飼料などによる栄養制限を行うことで、産卵を休止させます。
簡単に言いますと鶏に食事による「ダイエット」をさせます。
この人為的な休産の過程で羽が抜け落ち、生え換わります。
一定期間の休産後、通常の飼料に徐々に戻していくと、産卵を再開し、産卵率や卵質が回復し産卵能力が若返るのです。
このように、にわとりの若返り飼育法を用いて、安定して美味しい紅花たまごをお店様に納品し、お客様のお手元に届くよう努力しております。
今後も紅花たまごをいつでも美味しくお召し上がりいただけるよう、にわとりたちの飼育方法や環境について日々勉強し、日々精進していきたいと思います!!
総務部 田谷