人間とニワトリが共存する「チキン・アイランド」
新着ニュース 2016.12.01
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は通信販売部の井上がお届けします。
今日から12月!とうとう長い冬がやってきますね……!
私はずっと雪国山形育ちなので、毎年この季節になると沖縄やハワイなど温暖な地域に移住したくなります(笑)
雪が降らない地域が本当に羨ましいです。
そんな温暖な地域の代表ハワイには、ニワトリが大変多く、野生のニワトリが島中を闊歩していることから「チキン・アイランド」と呼ばれる島があるのはご存知でしょうか?
その島はカウアイ島という名前で、映画「リロ・アンド・スティッチ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ジュラシックパーク」「アバター」などの舞台・ロケ地となった、日本人にも馴染深い島です!
なぜカウアイ島で世界的にも珍しい野生のニワトリが見られるようになったのか、また野生のニワトリと飼われているニワトリの違いをご紹介したいと思います!
カウアイ島にニワトリが増えたのは諸説ありますが、一般的に知られているのは、ハリケーンで農場が倒壊してニワトリが逃げ出してしまい、彼らが島中に分散・繁殖してしまったことでニワトリが増えてしまったという説です。
約25年前、カウアイ島に「ハリケーン・イニキ」が直撃し、島に甚大な被害が出てしまいました。
ハワイで一番古い州の一つであるカウアイ島の歴史から見れば、25年という月日はほんのわずかな時間ですが、ニワトリたちはその繁殖能力と生命力でどんどん増えていき、島のシンボル的存在に登りつめました。
ニワトリの天敵であるヘビなどがいないことから安心して育つため、今では島の人口6万人よりも多いのでは?!と言われているようです。
そんなカウアイ島のニワトリたちは、飼われているニワトリと比べて見た目もだいぶ異なります。
特に雄鶏はとてもスマートで立派なトサカを持っています。
目つきもかなり鋭いですね……!
島中至る所にニワトリがおり、カウアイ島ではニワトリの声で朝を迎えることができるようです!
雌鳥の後ろを一生懸命ヒヨコたちが追いかけるという、絵本でしか見たことのない光景もこの島では見ることができます。
ハリケーンが直撃した際は、ニワトリを追いかけたり駆除を検討したりと島の人々は必死で対策を練っていたようですが、今では日常の光景として受け入れ、ニワトリのグッズなども多数作られているようです。
映画のロケ地として馴染み深い島にこんな側面があったとは知りませんでした!
ニワトリと人間が共存する素敵な島で、ぜひ行ってみたいです!
次回もお楽しみに!
通信販売部
井上