初夏の贅沢!「庄内砂丘メロン」のこだわり
たまご季節のお取り寄せ新着ニュース通販 2019.07.05
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は山田ガーデンファームの井上がお届けします。
6月はずっとじめじめとした天気が続いていましたが、7月に入ってからはカラッとした暑さになっています。
もうすぐ梅雨が明け今年もまた暑い夏がやってくるのだと思うとわくわくしますね!
さて、初夏を迎えた山形県は、様々な作物が実るようになりました。
そんな中から、今年は初めて「庄内砂丘メロン」を季節のお取り寄せ商品としてご紹介しています。
さくらんぼやラ・フランスなどが有名な山形県ですが、実はメロンも日本有数の産地になっています。
したたるジューシーな果肉ととろけるような甘みが楽しめるほか、べたつかず爽やかな後味が食べやすいのが、「庄内砂丘メロン」の特長です。
庄内砂丘とは、山形県の日本海側に広がる砂丘で、鳥取砂丘・吹上浜砂丘とともに日本三大砂丘のひとつとされています。
砂丘に作物が根付くというのはにわかには信じ難いことですが、庄内砂丘は300年前の先人の努力によって恩恵を受けているのです。
以前の庄内砂丘は、草木が一本も生えない荒れ地でした。
強い季節風が砂嵐を引き起こし、民家や庄内平野の田畑が砂に埋まることが多々あり、人の往来も途絶えがちだったようです。
砂による被害から住民と田畑を守るために300年前の先人たちが知恵を集めて始めたのが、クロマツの植林です。
試行錯誤を繰り返し、今では山形県鶴岡市から秋田県境までの約34kmをクロマツが並び、防風林の役割を果たしています。
季節風の影響を抑えてくれるおかげで、庄内平野は米どころとなり、また砂丘でも作物が栽培できるようになりました。
砂丘で栽培することは、作物にとってメリットがたくさんあります。
庄内の夏は日照時間が長く、昼夜の寒暖差も大きい地域です。
砂丘特有の熱しやすく冷めやすい土は、メロンの食味を引き上げ濃厚にしてくれます。
また、砂地は水はけが良いため与える水分の調整がしやすく、甘さが凝縮されます。
今回お届けをさせて頂くメロンは、庄内砂丘メロンの中でも代表的な品種「アンデスメロン」です。
人工ではなくミツバチによる受粉を行い、より自然の状態に近い条件で栽培することで、メロン特有のしたたる果肉を作り出しています。
また、最初に実る「一番果」に全力を注いでおり、これも高品質のメロンをお届けするこだわりの一つです。
二番果・三番果になると木が疲れてきてしまうためそれらは摘果しています。その分収穫量は少なくなってしまいますが、お客様にご提供するのは一番美味しいものに限るというこだわりから行っています。
先人の知恵と努力、そして現代の農家の方々のこだわりが作り出す極上の甘みの「庄内砂丘メロン」を、ぜひ一度ご賞味くださいませ!