宇宙とたまごの意外な関係
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
通信販売部の情野と申します。
今日は10月4日ですが、10月4日~10日までの1週間が
世界宇宙週間と定められていることをご存知でしょうか?
1957年10月4日、世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられ
それから10年後の1967年10月10日に宇宙法が施工されたそうです。
そして国際連合は10月4日~10日の1週間を世界宇宙週間と定めました。
この1週間に世界では宇宙科学技術が人類の発展に貢献したことを祝うイベントが
開催されています。
そんな1週間の始まりの今日、宇宙とたまごの意外な関係を紹介したいと思います!
実は宇宙で新鮮なたまごを食べることができるのかという実験が
行われていたそうなのです!!
宇宙に行けば何を食べていけばいいのか、という疑問に対する研究が
1960年代から繰り返しなされていたそうです。
果たして、無重力空間で生き物を育てることができるのでしょうか……?
ニワトリに関する最初の実験は1989年でした。
スペースシャトルSTS-29号に有精卵32個が積まれ、
“宇宙空間でもきちんと育つかどうか”の実験がなされました。
この実験には2種類のたまごが使われました。
産まれてから2日目と9日目のたまごです。
その結果は、2日目のたまごはひよこにならずに失敗しましたが
9日目のたまごはひよこになったのです!!
この結果により、もう少し詳しく調べてみることになり
翌々年に再び実験が行われました。
この実験で使われたのは産まれた直後(0日)、7日目、10日目のたまごです。
すると、産まれた直後のたまごは失敗……。
しかし7日目と10日目のたまごは正常に発育して、ひよこが産まれたのです!!!
どうして産まれた直後のたまごは宇宙ではひよこにならないのでしょうか……?
調べてみると、たまごがヒヨコになるには、カラの内側に酸素を取り入れる血管を
張り巡らせる必要があって、それは「浮力」を利用して作られるために
無重力状態ではうまく形成されず失敗してしまうということが判明しました。
つまりひよこになるには、産まれたてのたまごは重力が必要ですが
そのあとのたまごは無重力でも大丈夫だということが分かったのです。
産みたて後の数日間に遠心力などを利用して「人工重力」をつくりだすことができれば
無重力空間でも元気なニワトリを育てることが可能かもしれないということです!
宇宙ステーションでニワトリを飼って、新鮮なたまごかけご飯を食べられる可能性が
高くなるということですね!!
いかがでしたか?
宇宙で気軽にたまごかけご飯を食べることができる未来は
そう遠くないのかもしれないですね!
それでは次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
情野