有精卵と無精卵の違いとは?
いつもブログをご覧になっている皆さま、こんにちは。
初めてご覧になっている皆さま、初めまして。
総務部の米野と申します。
皆さまが普段召し上がっているたまご。そのたまごには「有精卵」と「無精卵」の2種類があることをご存知でしょうか?
今回は有精卵と無精卵の違いについてご紹介したいと思います!!
「有精卵」と「無精卵」はその名前の通り、
受精しているたまごを「有精卵」
受精していないたまごを「無精卵」と言います。
一般にスーパーなどで販売されているたまごは、無精卵です。つまり温めてもヒヨコはかえりません!
Q.無精卵はなぜ産まれる?
なぜニワトリから無精卵が産まれるのでしょうか?
たまごを産むニワトリ(採卵鶏)として飼われているニワトリは、
長年の品質改良により、受精しなくてもたまごを産むことができるようになりました。
一羽で飼っても、ニワトリはたまごを産みます。人間でも、毎月卵子は排出していますよね?
周期は全然違いますが、ニワトリも同じようなことをしています。
雄のニワトリを一緒に飼わなければそのまま無精卵を産み続けます。
よくお客様のお問合せで「有精卵の取扱いはありますか?」とご質問頂きます。
弊社の自社農場山田ガーデンファームでは、雌のニワトリのみ飼育をしており、無精卵のたまごを生産しております。
↓↓詳しい飼育方法は前回ご紹介した下記URLのブログをご覧ください↓↓
http://www.yamada-egg.com/blog/?p=96
Q.見分け方とは?
有精卵と無精卵の違いは、殻のついたままの状態ではわかりません。
たまごを割ってみて、下の図にあるように黄身の上にある直径3~4mmのうすい白い輪の胚があれば
有精卵だとわかります。
Q.栄養価の違いとは?
有精卵と無精卵の違いは、成分的に特にありません。
たまごの栄養や味は、品種などの違いもありますが、最も大きく影響するのは、
ニワトリが飼われている環境、与えられているエサや水などの違いです。
弊社が生産している紅花たまごは、飯豊連峰の伏流水と清らかな空気の中で飼育しており、鶏舎に自然の涼しい風を取り込み温度調節しています。
ブナの木のエキスや木酢液などの天然の栄養素、リノール酸を多く含む紅花を与えるなどエサにもこだわっています。
たまご特有の生臭さが少なく、濃厚な甘みとコクが堪能できます!!
この記事で少しでもたまごの知識を深めて頂ければ幸いです!!
では、次回の更新もぜひお楽しみに(^^)/
総務部 米野