様々なとりについて
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
年の瀬も近づいて参りました。
いよいよ今年ももうすぐ終わりますね・・・!
そして、来年は酉年!
鶏卵業界で働く私たちにとって酉年とは特別な年に思います。
今日は様々な「とり」という漢字に迫っていきたいと思います!
「鳥」「隹」「酉」はいずれもとりという読みで、同じとりを表す漢字です。
では、なぜいろいろな種類の漢字があるのでしょうか?
実は、それぞれ微妙に意味が違います!!
「鳥」音読み:チョウ、訓読み:とり
トリの姿を描いた象形文字で、尾のたれさがったとりのことだそうです。
例えば、「鷹(たか)」「鷲(わし)」「鶯(うぐいす)」などの字に含まれます。
後に広くとりの総称に用いられるようになりました。
「隹」音読み:スイ、訓読み;とり
同じくトリの姿を描いた象形文字で、尾の短いとりを描いたもので、尾が短くて、小柄でずんぐりと太ったとりのことです。
例えば、「雀(すずめ)」「隼(はやぶさ)」「雉(きじ)」などの字に含まれます。
現在では鳥とともに広く、とりを意味する言葉になったようです。
しかし、上記のような使い分けは後年になって乱れてしまいました。
例えば鶉(うずら)のような、尾が短くてずんぐりと小太りな姿をしているとりにも「鳥」を含む例が出てきました。
「酉」音読み:ユウ、ユ、訓読み:とり
干支のトリを表す漢字で十二支の十番目で、実は、もともと動物の鶏とは関係がないそうです・・・!
十二支はもともと中国のもので、江戸時代に日本に伝わりました。
その際に、世間に広く知らせる目的で動物があてはめられ「鶏」があてはめられました。
いかがでしょうか?
私も初めて知った時、へぇ~!となりました。
やはり漢字は古くからあるだけに、奥が深いですね・・・!
では、次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
吉田 明日美