水とたまごの関係性
たまご成分新着ニュース紅花たまごについて 2017.10.13
ブログをご覧の皆さまこんにちは!
通信販売部の情野と申します。
皆さまは「仮想水(バーチャルウォーター)」という考え方をご存知ですか?
ある食物について「それを作るのにどれくらい新鮮な水が必用なのか?」で
表わしたものだそうです。
米国グレース・コミュニケーションズ財団の発表によると、
『世界の水消費量の内70%は農業用として使われ、また新鮮な水の需要は
年に一兆リットルずつ増加している。』のだそうです。
グレース財団は調査報告書の中で「食品に必要な水についてもっと考えるべきだ。」と
警告しています。
そしてある報告書によると、一個の卵を手に入れるためには
なんと、200リットルもの水が使われているそうです!!!
「ニワトリはそんなに水を飲むの?」と思うかもしれませんがそうではありません。
この200リットルの水は、ニワトリが飲む分の水の量だけではないのです。
ニワトリが毎日食べている飼料に使われている小麦やトウモロコシ、大豆、
これらを作る為に畑で水を使います。弊社の卵には紅花も飼料として使われているので
その分も水を使います。これも計算に入っています。
また、ヒヨコに孵ってから卵を産み始めるまでに必要な飲み水と飼料、
さらに工場での洗卵選別でつかう“洗浄水”も必要です。
これらすべてを換算すると、卵一個あたり水200リットルを使っています。
そう考えると、非常に贅沢な食べ物に思えますね!
弊社の卵は、先ほど紹介した紅花やトウモロコシのほかに米ぬかとパブリカも
使用しています。これら飼料が卵の黄身がオレンジ色の秘密です!
これらの飼料を使っているのですから、200リットルを超えているかもしれませんね!
ちなみに紅花という花は山形の県花としても有名です。
紅花は口紅などの染料として使われています。
そんな弊社の紅花たまごをぜひご賞味ください!!
いかがでしたか?
ひとつの食べ物にどのくらいの水が使われているのか
よくよく考えてみると、想像を超えるような水の量が使われているのですね!
これからは「この食べ物にどれだけの水が使われているのか?」と考えてみると
それだけで食べ物を味わって食べてみたいと思えるようになるのではないでしょうか。
それでは次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
情野