美味しく、そして食べやすく!卵料理の盛り付けのコツ
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は山田ガーデンファーム、通信販売部の井上がお届けします。
本日1月11日は「料理番組の日」です。
1937年のこの日、イギリスで料理番組の元祖と言われる『夕べの料理』の放送が開始されました。
第1回目放送はなんと「オムレツの作り方」!
世界初の料理番組で卵料理が紹介されていたとは驚きです。
料理番組では手際よく、そして美味しそうに作られるのが印象的です。
講師の方の腕が良いのはもちろん、盛り付け方が優れているのも料理を引き立てるポイントなのではないでしょうか。
今回は食卓に欠かせない卵料理をより美味しく見せるための盛り付け方のコツをご紹介します!
・パスタ
パスタは一度に取り分けたいところですが、たくさん盛り付けないことがきれいに見せるポイントです。
麺を持ったトングを少しひねりながら、もう一方の手でトングと反対方向にお皿をゆっくり回しながら徐々に麺を置き、
それを2、3回繰り返すことで、立体感のあるきれいな山型のパスタが出来上がります。
山型の頂上にソースをかけたり卵を落とすことで、食べやすく、且つ食欲のそそるパスタに早変わりします。
・サラダ
レタスの緑・トマトの赤・卵の黄色が目に鮮やかなサラダですが、盛り付け方を誤ると見た目の新鮮さが損なわれてしまいます。
フレッシュなサラダを作るコツは皿にのせる順番です。
まず、レタスなどのふわっとした葉の野菜をたっぷりとのせます。
その際、葉同士が重ならないように箸などで調節しながらふわっとのせるのがポイントです。
また、より美味しく見せるために重要なのが「三角形テクニック」です。
ゆで卵ときゅうり、またはトマトなどの位置をそれぞれ線で結ぶと三角形にすると、
見た目のバランスがとれてきれいな仕上がりになります。
また、卵やトマトの重みでレタスが沈まないよう、量を増やすなどしてふんわり感を保つことがフレッシュなサラダの秘訣です。
・卵焼き
卵焼きをはじめ和食を盛り付ける際欠かせないのが「5時11時の方角」です。
お店などに行くと、卵焼きや寿司は正面を向いておらず、必ず左側が奥で少し斜めに置かれていると思います。
これは偶然ではなく美味しく見せることができ、且つ食べやすいための配慮なのです。
右利きの人が箸でつかむ時に箸を入れやすい絶妙な角度になっており、
これが時計の針でいえばちょうど「5時」または「11時」の方角であることからこのように呼ばれています。
逆に左側を手前にして斜めに置いた1時7時の方角では、箸を入れづらく口に入れるまでに苦労してしまいます。
見た目だけでなく食べやすさにまで配慮した絶妙な角度だったのですね!
美味しい卵を十二分に味わうために、盛り付けは美味しさを構成する大事な要素の一つだと痛感しました。
見た目の配慮は食べやすさにも繋がります。
ぜひ今回ご紹介した盛り付けを参考に、毎日の卵料理をより美味しく楽しく作って召し上がってはいかがでしょうか?