鳥インフルエンザについて正しく学ぼう!
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
最近は鳥インフルエンザのニュースが世間を騒がせましたね。
事実、弊社にもお客様から数多くのお問合せや心配のお声を頂きました。
まず、はじめに申し上げたいことは弊社の卵は安心してお召し上がり頂きたいという事です。
そうは言われてもまだ不安が拭えないお客様の為に、今日は鳥インフルエンザの事をまとめてみました!
●そもそも鳥インフルエンザとは?
A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症です。
実は、ウイルスはアヒルやカモなどの水禽類に自然に存在しています。
水禽類に対しては、ウイルスは腸管に生息して共存を図っており、病原性を示すことはほとんどありません。
しかし、鶏やうずら、七面鳥など家禽類に感染すると非常に高い感染性を有するものや急性で致死率が高いものがあります。
●鳥インフルエンザは人に移るの?
結論から言うと、鳥インフルエンザが人に移ることはありません。
なぜかというと、ウイルスが細胞に入り込むためにはウイルスに適した受容体が必要です。
この受容体は生物によって異なり、人と鳥では異なるため移らないのです。
しかし、ウイルスが変容して人間に感染する場合も稀にあるそうなので、注意するに越したことはありませんね。
●インフルエンザに感染した鶏肉や卵を食べても大丈夫?
これも結論から言うと、何も心配することなく安全に食べる事ができます。
なぜなら、ウイルスはアルコールや次亜塩素酸に弱く、卵が流通する過程で不活性化するからです。
また、熱にも弱く調理をすれば鶏肉も問題はありません。
鳥インフルエンザが発生すると鶏を殺処分するニュースが流れ、危険というイメージが湧いてしまうかもしれません。
しかし、これは食べ物として危険だから殺している訳ではありません。
動物衛生の観点から病気の蔓延を防止するために行っているのです。
●鳥インフルエンザが発生しないための対策
そもそも鳥インフルエンザが日本に上陸するのは韓国から移動してきた渡り鳥が原因です。
しかし、渡り鳥を日本に上陸させない!・・・なんて到底、無理がありますよね。
そこで、重要になってくるのは感染させないための対策です!
弊社では鶏を守るべく、様々な方法を実施しています!
①ウィンドレス鶏舎の採用
ウィンドレス鶏舎とは窓がついていない鶏舎の事です。
外部との接触を完全に無くしているため、ウイルスに触れる事はありません。
よく、放し飼いの鶏はのびのび育っていて元気そうというお声を耳にしますが、温室育ちの鶏だって、とっても衛生的で不自由なく元気に育ちます!
②消毒の徹底
山田ガーデンの農場には立ち入り制限を設けており、限られたスタッフしか入る事は出来ません。
例え、それが卵を集める自社のトラックでも同じ事です。
農場に向かうトラックは、農場の敷地に入る前、トラックごと消毒液をかけられて殺菌されます。
また、スタッフも石灰などを使い消毒をしないと入場を許されません。
③定期的な検査の実施
山田ガーデンファームでは専門機関に依頼して月に数回、鳥インフルエンザの検査を実施しています。
また、常日頃スタッフが愛情を持って育てているので鶏の異変にいち早く気付く事ができます!
いかがでしょうか?
少しでもお客様が安心して、山田ガーデンファームの卵を美味しく召し上がって頂けたら幸いです!
では、次回もお楽しみに!
通信販売部
吉田 明日美