人間が卵を温めると卵は産まれる??
新着ニュース 2017.02.11
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は通信販売部の井上がお届けします!
本日2月11日は建国記念日ですね!
国民の祝日になっているため、日本人なら誰でも知っている記念日です。
また2月11日は、世界的に有名なトーマス・エジソンの誕生日であることはご存知でしょうか?
トーマス・エジソンは1847年の2月11日にアメリカで生まれました。
エジソンがいなければ、電気や電話を始め、現代生活に欠かせない家電が存在しなかったと考えると、本当に偉大な人物だったのだと思い知らされます。
そんなエジソンの幼少期の逸話に、「卵が孵化するかを知るために、2日間朝から晩までアヒル小屋で卵を温め続けた」というものがあります。
この世の全ての現象に対して疑問を抱き、何でも自分の目で確かめようとする姿勢は素晴らしいですね!!
しかし、実際に人間だけの力で卵を孵化させることは可能なのでしょうか?
今回は卵が孵化する条件や温度などをご紹介します!
弊社で販売している紅花たまごはどんなに温めても孵化しません。
紅花たまごは無精卵だからです。
では無精卵ではなく有精卵を孵化させるとなると、どのくらいの温度で温めるといいのでしょうか?
また人間には可能なのでしょうか?
結論から言うと、人間だけの力では孵化させることは不可能です。
なぜなら37℃〜38℃の環境を3週間程度維持しないと卵は孵化しないからです。
人間の体温は大体36℃前後なので、熱がある状態で3週間も温めなければならないというのはなかなか厳しいですよね…
また孵化させる際、1日に最低4回「転卵」という卵を回転させる作業も必要になってきます。
卵黄は卵白より軽いので、放っておくと上に上がり卵殻膜に癒着してしまいます。
こうなるとヒヨコはかえらなくなってしまうので、卵はこまめに回転させる必要があるのです。
カイロなどを用いてエジソンのように根気よく温めれば孵化させることはできますが、やはり孵卵器など卵を孵化させる機械等を用いないと人間には難しいようです。
そんな作業をニワトリたちは誰にも教わらず当然のように行っていると考えると、やはり生き物の誕生は不思議で溢れていると改めて感じますね!
今回は人間に卵を孵化させることは可能かをご紹介しました!
次回もお楽しみに!
通信販売部
井上