殻がない卵からヒヨコが誕生?!世界中が大注目!大活躍の高校生たち!
新着ニュース 2017.02.12
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
初めてご覧いただいている皆様、はじめまして!
通信販売部の生田智美です。
現在、ある研究が世界中の研究者たちの注目を集めています。
それは「殻がない状態の鶏の卵からヒヨコを孵す」というものです。
この不可能としか思えない偉業をやってのけたのは科学者ではなく、なんと現役の高校生と顧問の先生でした!
一体どういうことなのでしょうか?
今回は「殻がない卵からヒナが誕生?!世界が大注目!大活躍の高校生たち」と題して高校生たちの偉業をご紹介致します。
この研究を成功させたのは千葉県立生浜高等学校生物部の生徒たちと顧問である田原豊先生です。力を合わせて成功させた類を見ない研究が、いまや世界中で話題になっています。
しかし、卵の殻がない状態からどのようにしてヒナを孵したのでしょうか?
実は、透明のプラスチックラップを使った「ラップ法」を取り入れることで実験を成功させたのです。
「ラップ法」とは食用の有精鶏卵をラップの中へ割り入れ、そのままの状態で胚を培養するというものでした。
このシンプルな方法で、外殻なしで見事にヒヨコを孵化させたのだとか!
ラップが透明なため、ヒナが育っていく様子がよく見てとれます。
この研究を紹介したTV番組が放送されるや否や、貴重すぎる映像を目にした国内外の人々から賞賛と感動の声が上がりました。
卵黄の中にポチッとある直径わずか3ミリほどの白く見える点が胚盤です。この胚盤がみるみる育っていつしか卵黄を超えるサイズになり、少しずつヒヨコの姿へと近づいていく様子は神秘的で、見終わった後は感動すら覚えます。
この研究により生徒たちは「平成24年度千葉県児童生徒・教職員科学作品展」における最高の栄誉、特別賞など、多くの賞を受賞しました。
顧問の田原先生は生徒たちと一緒にこの研究を30年以上も続けてきましたが、これまで1度も成功したことはなかったのだそうです。
ヒナを孵すことができた2012年だけでも、300個を超える有精鶏卵を割って試行錯誤を繰り返してきたらしく、その苦労を想像すると気が遠くなってしまいます。
ちなみに現在は鶏のみならず、ウズラのヒナも孵すことにも成功したのだそうです。
今回は「殻がない卵からヒナが誕生?!世界が大注目!大活躍の高校生たち!」と題し、高校生たちの研究と活躍をご紹介しました。
この素晴らしい研究をこれからも応援していきたいと思います。
次回の更新もお楽しみに!
通信販売部
生田智美