双子の卵はどうやってできている?
たまご 2015.10.03
いつもブログをご覧の皆様、こんにちは!
山田ガーデンファームの石井です。
皆様は黄身が2つの卵をご覧になったことがありますか?
私は一度だけ見つけた時があるのですが、驚きと共に、喜びやお得感がありました!
このような黄身が2つある卵のことを二黄卵(におうらん)といいます。
二黄卵のほとんどは、産卵開始後間もない若い鶏が産んだ卵です。
若い鶏たちは、まだ排卵のリズムが安定しない為、複数の卵黄が
連続して排卵される事で二黄卵が出来ます。
これは鶏のごく普通の生理現象であって薬物投与等の人為的方法で
作り出されているのではありません!
人間でも双子が生まれてくるように鶏でも双子が生まれてくるということなのです。
食べても大丈夫なの?と不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが
鶏の生理現象ですので安心してお召し上がり頂けます。
スーパー等でパック詰めで販売される卵は重量で選別されています。
二黄卵は二つ黄身が入っているので見た目が大きい、L~LLサイズで多少細長く見える卵によくあります。
そのため、若い鶏が産んだ卵のうち、重いものばかりが選ばれると
「パックの大半が双子!」という事になる可能性もあります!
ですから、二黄卵だけの入った卵が売っていたり、
飲食店で出てくる卵が全て二黄卵!という事も起こりえます!
では、そんな二黄卵は、どのくらいの確率で入っているのでしょうか?
上記でもご紹介したように、二黄卵の多くは、まだ排卵機能が未発達の若い鶏が産みます。
若い鶏が全員産むのかと言われると、全員が産むとは限りません。
二黄卵は養鶏場の卵生産量の、ほんの1%程しかないのです!
ですから、見つけた方はとてもラッキーということですね!
余談になりますが、二黄卵もあるということは三黄卵もあるのでは?
と思い調べてみたところ!
本当にごく稀に!三黄卵、四黄卵というのも産まれてくるそうです!
また、ギネスブックには1個の卵に9個の黄身が入っていた
九黄卵というのが登録されています!!これは驚きですね!
私、石井は今年4月に入社したばかりで通販業務を行っておりますが、
お客様から一度「二黄卵を見つけました!」とお電話でお聞きしたことがあります!
それも、温泉たまごでの二黄卵だったようです!
お客様が嬉しそうにお話して下さったので私も嬉しくなりました。
稀な事ですが、卵を毎日何気なく食べるのではなく
「今日は、黄身が2つ入っているかも!」と
楽しみながら召し上がって頂きたいなと思います!
それでは、次回の記事もお楽しみに♪
通信販売部 石井