春は食品の取り扱いに要注意!適温・適保存でおいしさをキープ!
GPセンターたまご構造紅花たまごについて鶏 2025.03.25
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初めてご覧いただく皆様はじめまして!
春の訪れとともに、日中の気温が徐々に高くなってまいりました。
暖かくなると気分も軽やかになり、食材選びやお料理も楽しくなる季節ですが、
実は春は食品の取り扱いに注意が必要な時期でもあります。
気温の上昇により、食品が傷みやすくなるためです。
特に、動物性たんぱく質を多く含む食品、たとえば卵・肉・魚などは、
保存や取り扱いを誤ると、食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
冬と同じ感覚で常温に放置したり、調理済みの食品を長時間置いたままにしていると、
知らないうちにリスクが高まってしまいます。
まず、卵は生のまま冷蔵保存するのが基本です。
一見、ゆでたまごにしておいたほうが保存がききそうに思えますが、
実はゆでたまごは傷みやすく、生卵よりも保存期間が短くなってしまいます。
これは、ゆでることで卵の保護膜が失われ、雑菌が入りやすくなるためです。
調理の前にゆでたり焼いたりするのが最も安全な方法です。
また、冷蔵庫内での保存場所にも気を付けましょう。
冷蔵庫のドアポケットは開閉のたびに温度が変化しやすいため、
できるだけ温度の安定している奥の棚などに保存するのがおすすめです!
購入後はなるべく早めに冷蔵庫に入れ、使う直前まで常温に出さないようにしましょう。
この時期は、お弁当作りや作り置きのおかずにも気を使いたいところです。
卵料理をお弁当に入れる場合は、中心までしっかりと火を通し、
調理後はすぐに冷ましてから保存・持ち運びを行ってください。
春は新生活が始まったり、行楽に出かけたりと、何かと慌ただしくなる時期です。
そんな中でも、ちょっとした温度管理と保存方法の工夫が、
ご家族の健康と食の安全を守る第一歩となります。
安全でおいしい春の食卓を楽しむためにも、「卵は生で保存し、食べる直前に調理する」
ことをぜひ意識してみてください!
それでは次回の更新までお待ちくださいませ。
通信販売部 矢萩