お菓子作りに役立つ卵の泡立て方
たまご 2015.09.15
いつもブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。
初めてご覧頂く皆様、はじめまして。
山田ガーデンファーム通信販売部の大友と申します。
普段、通信販売でお客様とお話をさせて頂くと、
“毎朝「紅花たまご」を使って卵かけご飯(TKG:Tamago Kake Gohan)でお召し上がりになるお客様”や、
“「紅花たまご」を使ってお菓子作りをされるお客様”がいらっしゃるようです。
私自身、毎朝「温泉たまご」と「つや姫」を食べて出勤したり、
休みの日に、自分でお菓子を作って食べたりしているので、
そのようなお話を伺うとなんだか親近感が沸いて、とっても嬉しくなります。
先日、「食品を美味しくするたまごの秘密!」として
料理に使用した際の卵の効果をご紹介させて頂きました。
今回はお菓子作りにもぴったりな「紅花たまご」を使った、
効果的な卵の泡立て方についてご紹介させて頂きます!
そもそもスポンジの焼き方には2種類の方法があります。
- 卵白と卵黄を別に泡立てて、後から混ぜる「別立て法(ビスキュイ)」
- 全卵をほぐして泡立てる「共立て法(ジェノワーズ)」
です。
それでは、それぞれについて詳しく説明させて頂きます!
1.「別立て法(ビスキュイ)」
この方法は、卵白を泡立てる工程があるため、しっかりとした泡になります。
この状態で他の原料を混ぜるため、
より多く空気を含んだふんわりしたスポンジに焼きあがります。
別立ての場合は、卵白と砂糖を角が立つまで泡立てます。
泡は中性の方が立ちやすいため、レモン汁を少し加えると、
卵白のpHがアルカリ性から中性寄りになることから、より泡立ちやすくなります。
また、卵白を冷やすと泡立ちにくくなりますが、
しっかりとした泡になるため後の作業が楽になります。
卵黄や小麦粉を混ぜる時、混ぜすぎると泡がつぶれて
泡の状態が悪くなるので注意が必要です。
共立てよりも道具を多く使用するので少し面倒ですが、
こちらの方法の方が失敗が少なく、初心者向きと言われています。
《別立て法に向いているお菓子》
シフォンケーキやガトーショコラなどが向いています。
2.「共立て法(ジェノワーズ)」
こちらの方法は、全卵の泡立ちなので、卵白ほどには空気を含んでおらず、
流動性もよく、粉が均一に混ざります。
このため焼き上がりはきめ細かい、ほどよい弾力を持ったスポンジになります。
砂糖と卵を混ぜて泡立てますが、冷たい卵だと泡立ちにくいため、
少し温めると良いとされています。
また、十分に泡立った後、泡が不均一の場合は、
ゆっくりと撹拌して大きい泡を潰すと、泡が均一になって食感が良くなります。
《共立て法に向いているお菓子》
スポンジケーキ、ショートケーキには共立て法が向いています。
どちらの方法にしても、泡の立ち方が最終製品の食感に影響するため、
しっとりとした泡を立てることがとっても大切になります!
山田ガーデンファームの「紅花たまご」は卵臭さが少なく、
白身のコクが抜群で美味しい卵です。
「紅花たまご」を使って、美味しいケーキを作ってみてはいかがでしょうか!
通販での取り扱いもございますが、
業務用としても取り扱いがございますので
パンやお菓子の製造をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!
それでは次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
大友