今日は“塩の日”!塩と卵白を使って作る『豚肉の塩釜焼き』をご紹介します!
ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
今回は総務部・矢萩がお届けいたします。
本日は “成人の日”でしたね!
皆様も華やかな晴れ着姿の新成人を多く見られたのではないでしょうか?
今日、1月11日には“成人の日”の他にも記念日があったのをご存じでしたか?
それは“塩の日”です!
この記念日は1567年、戦国時代に上杉謙信が武田信玄に
塩を送ったことからきているようです。
武田氏が今川氏との同盟を破棄したことにより、塩が手に入らなくなっていました。
しかし、長年敵対関係でライバルであった上杉謙信から武田信玄へ塩が送られ、
領民たちが助けられたという出来事がありました。
武田氏に塩が届いた日が1月11日であったことから、“塩の日”が制定されました。
これは『敵に塩を送る』の諺の由来となったとも言われている出来事のようですね!
私は上杉謙信に馴染みの深い米沢に住んでいますが、
このエピソードは、今回調べてみて初めて知ることができました!
さて、今回は塩と卵白を使って作る“塩釜焼き”をご紹介したいと思います♪
“塩釜焼き”とは、長崎県松浦地方に伝わる伝統的な料理方法です。
元々は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に大阪にいる母に届けるために
鯛を塩で包んで焼いたのがルーツだと言われているそうです。
“塩釜焼き”というと、私は鯛の塩釜焼きくらいしか思い浮かばず、
旅館やホテルなどでおめでたい席で見かけるくらいで、
家庭ではほとんど馴染みがありません。
皆様もあまり出会ったことのない料理ではないでしょうか?
しかし、この塩釜焼きを家庭でも簡単に作れる方法がありました!
先日、ご紹介した“スキレット”というフライパンを使うことで簡単に作ることができます!
そこで今回はスキレット使用して作る、“豚肉の塩釜焼き”を
ご紹介させていただきます(*^^*)♪
<材料>
★卵白…1個分
★塩…400g
★豚バラ肉…約100g
★ローリエ…2枚
★ローズマリー…適量
★コショウ…適量
<作り方>
1. ボウルに卵白と塩を入れ、混ぜ合わせる。
2. スキレットの底に1.の卵白と塩を混ぜたものを敷き、真ん中に豚肉をのせる。
豚肉にコショウ・ローズマリー・ローリエで下味をつけ、
上から1.の卵白と塩を混ぜたもので、全体を包み込むように覆います。
豚肉がしっかりと隠れ、塩の層が約5mm~1cmの厚さになるまで覆います。
3. 200℃のオーブンで約50分間焼く。
4. オーブンから出し、ハンマーで塩釜を割り、中から豚肉を取り出せば完成です!
※オーブンから取り出す際は火傷に十分気をつけてください!!
“豚肉の塩釜焼き”を作る際のポイントをご紹介します。
☆卵白と塩を混ぜ合わせたら、なるべく早く具材を包みオーブンで焼くようにしましょう!
時間が経ってしまうと卵白が溶け出してきてしまい、形が崩れてきてしまいます…
☆オーブンで焼く際、たとえ焦げてしまっても焦らず時間通り焼きましょう!
塩釜が焦げてしまっても、中の具材は無事ですので
時間をかけてしっかり中まで火が通るのを待ちましょう!
☆塩釜には卵白が含まれている為、焼く際に膨らみます!
塩の乗せすぎには注意しましょう!
塩で包み、押し固めて焼くことによって、お肉の旨みが外に流れ出すことがなく、
ふっくらとジューシーに焼き上げる事ができました!
パーティー料理などにもピッタリの見た目ですね。
焼き時間が長いですが、調理の時間はとても短いので
思い立ったらすぐに作ることができるのもこの料理の良いところではないでしょうか。
事前に下味を付けていなくても、塩釜の中で焼きあがるまでに下味がつくのか、
完成した豚肉にはローリエとローズマリーの香りがしっかりついていました!
こんなにたくさんの塩を使っていますが、まわりの塩をしっかりと払えば
豚肉が塩辛くなることはないので安心してください。
焼き終わった後の塩釜ですが、私は焦げた部分以外を残して
パスタを茹でる際のお湯に入れ、再利用しています。
塩とハーブが混ざっているので、パスタも美味しくいただくことができます!
皆様も豚肉の塩釜焼き、ぜひ試してみてください!
では次回の更新もお楽しみに♪
総務部 矢萩