和柄の名称について知ろう!!
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!!
初めてご覧になる皆さま、はじめまして!!
総務部の田谷です。
こちら米沢では冬の寒波によって、見渡す限り雪景色となりました。
車は雪だるまのように雪に覆われ、出掛けるのにも一苦労です。
皆さまも雪道の運転は道幅が狭く、滑りやすくなっておりますので、十分にお気を付け下さいませ!!
さて、デザインの一つである和柄は、最近では着物の絵柄以外にも洋服や小物、ネイルなど様々なものに活用されるようになり、身近に目にすることが多くなってきました。
そこで今回は日本の大切な文化である「和柄」について調べ、
『とり』がモチーフの柄がいくつかありましたのでご紹介したいと思います!!
和柄とは?
一般的に「和柄」と呼ばれるものは、「文様(もんよう)」をパターン化したものです。
はじめは唐と隋の影響を受けたデザインでしたが、平安時代頃には日本独自のデザインを作り出すようになり、
貴族を中心に広まっていきました。
そして現在の和柄では、日本の伝統や四季を取り入れ、ひとつひとつの柄に意味が込められたデザインとなったようです。
では、『とり』がモチーフの和柄の名称をご紹介します!!
1.千鳥(ちどり)
千鳥は鳥の種類ではなく、水辺に集まるチドリ科の鳥の総称です。
くちばしが短く、小さく可愛らしい鳥です。
水辺にいるため、水の文様や水辺の植物の文様と組み合わせて描かれることが多く、
波や水と一緒に描かれた「波千鳥」は、世間の荒波を乗り越えていくという事から『夫婦円満』『家内安全』などの縁起の良い意味があります。
また、「千鳥」を「千取り」と語呂合わせから、勝負運に強く、目標達成を願ったりします。
2.千鳥格子(ちどりごうし)
主に白黒で構成され、英国ではハウンドトゥース・チェックとも呼ばれます。
ハウンド=(猟犬)トゥース=(歯)犬の牙のように見えることから由来しています。
日本では鳥が連なって飛んでいるように見えることから「千鳥格子」と呼んでいます。
3.千鳥卍(ちどりまんじ)
千鳥を図案化して、卍の字に似せた文様です。
4.雁(かり)
雁は、カモ科の水鳥の総称です。
雁は独特の鳴き声から、「よい知らせをもたらす鳥」とされ、縁起の良い鳥と言われています。
5.鶴(つる)
平安時代から、長寿を表す鳥とされ、様々なデザインに用いられています。
皆さまはいくつ知っている和柄がありましたか(*^ω^*)?
和柄にはひとつひとつに意味が込められ、相手を思いやる気持ちも込められています。
そういった思いを知ることで、より和柄デザインを楽しむことができるのではないでしょうか♪
では、次回の更新もお楽しみに!!
総務部 田谷