「鶏が先か、卵が先か」問題が解決された!?
鶏 2017.05.09
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
通信販売部の生田智美と申します。
「鶏が先か、卵が先か」という言葉、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
「鶏と卵のどちらが先にできたのか」というジレンマの問題であり、今まで多くの哲学者を悩ませてきました。
この疑問は昔の哲学者にとって、生命とこの世界全体がどのように始まったのかという疑問に行き着くものでした。
長い間「鶏が先、派」と「卵が先、派」は論争を繰り広げてきましたが、既にこの問題が解決されていたのです!
今回は「鶏が先か、卵が先」問題が解決された!?」と題し、世界中の哲学者を悩ませた疑問を突き詰めたいと思います。
結論から言うと、【鶏が先、派】が勝利!
イギリスのニュースサイト『The SUN』によると、科学者たちが「卵より鶏のほうが先に誕生した」と結論付けたのだそうです。
イギリスの研究チームは、OC-17と呼ばれるたんぱく質が卵の殻の結晶化を促進させる働きがあることを突き止めました。
このたんぱく質は鶏の卵巣のなかにも存在し、これがなければ卵ができないことも判明したのだそうです。
そのため「鶏がいなければ卵ができない」ということに!
しかし、長年繰り広げられてきた論争。そう簡単には終わりません。
研究結果を聞いた「たまごが先」派の意見は、
・かつて「最初」の鶏がいた以上、それはその鶏たる由縁を規定した卵から生まれたに違いない!
・他の鳥類は卵の形成に別のたんぱく質を利用しており、OC−17 の進化は卵の進化と同時に起こったのではない。鳥類が爬虫類から分岐する以前より卵の形成に使われてきたたんぱく質は別にあり、OC-17 はそれを発展させる形で出現した。つまり、OC-17がなくても卵はできる!
と猛反発!
また、信仰する宗教によっても意見が分かれます。
ユダヤ教・キリスト教を信仰する人は?⇒鶏が先!派
創造神話では、神は鳥を創造し、それらに産み殖やすよう命じたが、卵については言及が無い!創世記を文字通り史実と解釈すれば、神がつくったのは鳥。鶏が先である!
仏教を信仰する人は?⇒どちらでもない!派
仏教には、時間は循環しており歴史は繰り返されるという考えがある。時間が永遠に繰り返されるとするならば、その永遠性において「最初」は存在せず、創造もない。
つまり、どちらでもない!
ついに「どちらでもない」という意見まで飛び出しました。
学問や信仰する宗教により異なる考え方があり、主張も様々!
考えれば考えるほど、分からなくなってきますね!
今回は「鶏が先か、卵が先」問題が解決された!?」と題し、ご紹介しました。
みなさんは、どの意見に一番納得がいきましたか?
どうやら、人の数だけ答えがある奥深い問題のようです。
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
生田智美