鶏を国鳥とする意外な国はどこ?
鶏 2017.06.23
いつもブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
山田ガーデンファームの生田智美と申します。
みなさん、国を象徴する動物や鳥、花などがあるのをご存知ですか?
日本の国鳥はキジ、国花は桜です。
キジも桜も日本を代表し、昔から国民に愛され親しまれている印象がありますね!
それでは、「鶏」を国鳥とする国はどこなのでしょう?
実は、「フランス」なんです!
フランスと言えば、ファッション・グルメ流行の地!鶏とは意外でした!
しかし、なぜ鶏なのでしょうか?
今回は「鶏を国鳥とする意外な国はどこ?」と題し、フランスの国鳥が鶏となった理由をご紹介致します。
ニワトリがシンボルとなった理由①「同音異義語」
「フランス語の元になったラテン語では、フランス人の祖先である『ガリア人』と『雄鶏』がどちらも同じ単語(Gallus)だったから」だそうです。
同音異義語がベースとなり、鶏がフランスの国の象徴になったと言えます。
ニワトリがシンボルとなった理由②「親しみやすい国であること」
国鳥の選考の決め手は、単に容姿や分布のみならず、狩猟文化や食文化なども含めた国民的な知名度・親近感が考慮されることも多いそうです。
フランスは農業国で家畜としてのニワトリは、最も親しみやすい動物だといえますね。
フランスのコインにも、鶏が描かれています。
ちなみに、フランスのコインに描かれているのは、鶏だけではありません。
鷹もコインに彫られています。
鷹がコインに描かれている理由は「ニワトリなんかより鷲の方が強そうじゃないか」という、シンプルな理由です。
②オリンピックのマーク
他にもサッカー、フランス代表のユニフォームにも鶏のイラストが描かれています。
フランス国民の皆さんは鶏が国鳥として設定されていることを誇りにしているようです。
インタビューを行うと
・泥の中でもすっくと立って歌うニワトリの姿!
・堂々と胸を張り、首を伸ばして立つ姿勢!
フランス人のプライドや気高さに通じるものがあるという回答が返ってくるそうです。
言われてみれば、ニワトリの立ち姿は雄々しく立派ですよね!
今回は「鶏を国鳥とする意外な国はどこ?」と題し、フランスの国鳥が鶏となった意外な理由をご紹介致しました。
鶏はシンボルとして認知されていますが、実は国として公式に定められたものではありません。
しかし、フランスのコインにも描かれ、スポーツの紋章として広く使われていることから、フランス国民に深く愛されていることが伺えますね!
次回の更新もお楽しみに♪
通信販売部
生田智美