卵の三大特性についておさらい
こんにちは!
通信販売部の遠藤です。
気温が低い日が続いておりますが、山形は例年よりも雪が少ないです。
除雪をあまりすることがなくありがたい反面、ここまで雪がなくていいのかなと少し不安になるときもあります。
あっという間に残すところ半月をきってまいりました。
今年もたくさんのお歳暮のご注文をいただき、誠にありがとうございます。
とても好評だったから別の方にも送ってあげたい、この間おすそ分けしたら喜んでいたからお歳暮で送ってあげるんです。
ご注文を受ける際に最近はよく聞く機会が増えてきました。本当にありがたいことです。
この卵はどんなこだわりがあるのか、飼育方法は?・・・など様々なご質問も増えてまいりました。
そんな中でこんな質問がありました。
「卵はどんな特徴がありますか?」
聞かれたときは弊社の卵について聞かれていると思いましたが、「そういうことではなく卵全体を通して特徴があると思いますがわかりますか?」といった質問だったようです。たまにちゃんと卵について理解してますかというお問い合わせ。この場をお借りして再度卵の三大特性についておさらいさせていただきます。
①熱凝固性
卵の主成分はタンパク質で熱を加えると固まるという性質があります。
卵白と卵黄では含まれているタンパク質の性質が違います。
卵白の方が低い58度から凝固し始め、完全に固まるには80度まで温度を上げる必要があります。それに比べて卵黄は固まり始める温度は65度前後で固まり始めます。
卵の熱による凝固性を上手く利用したものは、ゆで卵や茶わん蒸し、プリンなどがあげられる。
②泡立性
泡立性にはタンパク質が作り出す「泡立ちのよさ(起泡性)」「泡の消えにくさ(安定性)」「泡組織の均一さ(均一性)」という3つの特徴があります。
これは卵白独自のもの。料理やお菓子作りに利用されています。泡立て器などでかき混ぜると細かい空気を含んだ泡ができる。この泡に熱を加えると空気を含んだまま含ませることができます。
お菓子作りに使われるメレンゲは、卵白の起泡性を使ったものです。
これはケーキやカステラの生地に使われます。
③乳化性
乳化作用は卵白の持つ独特の特性。
卵白のタンパク質に多く含まれているレシチンは、水と馴染みやすい水溶性と油と馴染みやすい脂溶性という反発する2つの性質を中立する働きがあります。
卵の乳化性を使ったものはマヨネーズが代表的な例として挙げられます。
お問い合わせいただいた方もまもなく訪れるクリスマスや正月に向けて使う卵を探して、インターネットでいろいろ卵を販売している会社を調べていたのでより詳しく教えてくれるところを探していたとおっしゃっていました。
弊社の年内の発送がまもなく締め切りとなってまいりました。
お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。