おせち料理の伊達巻の意味とは?
皆様こんにちは!
通信販売部の吉田明日美です。
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今年も早いもので、あと数日で終わりますね!
年齢を重ねるごとに、本当にあっという間で毎年驚いています(笑)
皆さんにとって、今年はどんな1年でしたか?
私は今年もたくさんのお客様とお話させて頂き、とても楽しい1年でした!
さて、もうすぐお正月という事で、今日はお正月にちなんだ記事をご紹介したいと思います。お正月といえば「おせち」ですよね!
最近では家でおせち料理を作る機会も少なくなってきてしまいました。
実はこのおせちの具材には一品一品意味が込められている事をご存知でしょうか?
今回は卵を使った伊達巻きに込められている意味をご紹介致します。
おせち料理で甘いものが中心にはいっている口取り(栗金団、昆布巻き、紅白かまぼこなど)のひとつが伊達巻きです。
伊達巻は白身魚やエビのすり身に卵黄を加えたものを砂糖やみりんで味付けをして、焼き上げたものです。
達巻きには、次の3つの意味や願いが込められています。
①知識
②子孫繁栄
③華やかさ
では、一つずつ見ていきましょう!
①知識
伊達巻きは、その形状が巻物(むかしの書物)に似ていることから知性を現す象徴となっています。
学問や文化などの教養を身につけることを意味していて、進歩や発展、進化することへの望みが込められています。
学問に長じますように。知識が豊富になりますように。頭がかしこくなりますように。などの願望が込められています。
②子孫繁栄
卵をつかった料理なので子孫繁栄の象徴として、願望が込められています。
卵の黄色は、土の色をイメージさせて「豊穣」という意味を表していて、これが「子宝」を連想させます。
伊達巻の丸い形は家庭円満を意味していて、巻き込んでいる形は力をあわせ生産する、仲よくかみ合うということに繋がっているそうです。
③華やかさ
伊達巻きは華やかさ、派手さ、豪華さという願望や意味がこめられている料理です。
伊達巻の「伊達」という言葉は、伊達政宗がとても派手好きだったことが由来しています。人目をひいて、派手な振る舞いをして、めだっていることを意味しています。
当時イケメンたちは、「伊達者」と呼ばれていました。
また、好みが洒落ていて粋だという意味もあるようです。
次に、伊達巻きの黄色は、豪華さをあらわす縁起物だといわれています。
巻き物のようなその形状も、見映えがよくとてもきれいで、華々しさを表しています。
豊かな生活が送れますように。豪華な暮らしができますように。華々しい繁栄、繁盛がありますように。という願いが込められています。
いかがでしたか?
このように、伊達巻には3つの願望がこめられています。
このように、おせち料理の具材にはそれぞれ意味が込められていて、それを理解してから食べるとまた違った味わいがありますよね!
今年はおせち料理の意味を考えながらぜひ、召し上げってみてくださいね!
では、次回の記事もお楽しみに!
通信販売部
吉田 明日美