食品を美味しくするたまごの秘密!
たまご 2015.09.12
ブログをご覧頂いている皆さま、こんにちは!
総務部所属の米野と申します。
たまごはいろいろな加工食品によく使用されています。それはたまごに食品を美味しくする機能が備わっているからです!!
今回はたまごの機能を3つご紹介させて頂きます。
- 乳化性
卵黄のたんぱく質にはレシチンという成分が多く含まれています。レシチンは、脂分を細かくして水に馴染みやすくする作用があります。代表的な食品はマヨネーズです。マヨネーズは、「油」と「お酢」は本来混ざらないものを、卵黄が持つ乳化性の機能により、コクのある美味しい調味料が出来上がります!
- 泡立性
たまごのたんぱく質が空気を抱き込むことができるので泡立てやすく(起泡性)、更にその気泡には消えにくい性質(安定性)の2つがあります。
この2つの特性は卵白独特のもので、昔からお菓子作り等に利用されています!洋菓子や和菓子などのお菓子に使われるメレンゲは、白身の起泡性を使ったものです。特にケーキやカステラの生地に使われているのが有名です。
より鮮度の高い濃厚卵白を使用することで泡立てやすく、メレンゲを作ることができます。
- 熱凝固性
たまごの主な成分であるたんぱく質は、熱を加えると固まる性質があります。しかし、卵白と卵黄では、含まれているたんぱく質の性質が違うため、凝固し始める温度にも差があります。特に黄身だけが少し柔らかい状態で固まっている「温泉たまご」は、白身と黄身の凝固する温度の差を上手く利用した食べ物といえます!
また、はんぺんなどは起泡性と熱凝固性を上手く利用して作られているため、あの独特のふわふわの食感を出すことが出来るのです。
たまごはこの3つの機能が持っているからこそ、お菓子作りや料理に使用されています!しかし、実はたまごの鮮度が落ちていると泡立てにくかったり、上手く固まらなかったりと仕上がりが悪くなってしまいお菓子作りや料理には鮮度が命です。
弊社の紅花たまごは、自社農場から直送なので新鮮さを保ったままお客様のもとにお届けできます!ぜひ、一度弊社の紅花たまごを使用されてはいかがでしょうか?
では、次回の更新もぜひお楽しみに♪
総務部 米野