ひよこのオス・メスの鑑別方法とは!
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!!
初めてご覧になっている皆さま、初めまして!!
総務部の田谷です。
最近はトリプル台風が日本を襲い、各地で大雨や風の被害を受けているようですが、
皆様は大丈夫でしょうか?
幸い弊社店舗や農場は大きな被害はなく、鶏たちも毎日、新鮮なたまごを産んでくれているので安心しているところです。
引き続き、安全・安心・美味しいたまごをお届けできるよう、用心して参りたいと思います。
さて、皆様はひよこのオス・メスはどのようにして鑑別しているかご存知でしょうか?
ひよこのオス・メスの鑑別は、孵化場で生まれた直後に特殊技術者である“初生ひな鑑別師”によって行われています。
以前もお話したように、鶏は食肉用の「ブロイラー」と産卵用の「レイヤー」に分けられます。
ブロイラーはオス・メスに関して無関係ですが、
レイヤーはメスしかたまごを産まないため、オス・メスの鑑別作業は大変重要なことです。
弊社農場もたまごを産卵するレイヤーのみですので、オス・メスの違いは正確でなければ意味がありません。
鑑別方法には大きく3種類あります。
①肛門鑑別法
ヒナの肛門の奥の退化交尾器の有無により判定するもので、小突起があればオス、なければメスと判定します。
肛門鑑別法は従来から行われている最も一般的な方法です。
②翼羽鑑別法
鶏種の改良の結果、羽根の形から雄雌を判別できるようにした方法です。
主翼の発育の遅速などの伴性遺伝を利用し、雌ビナの主翼羽の伸びが速く、雄ビナは遅いことから、この違いで判定します。
③カラー鑑別法
鶏種の改良の結果、ヒナの外見から鑑別を可能とした方法です。
日本人の鑑別師は指先が器用なことから、鑑別率99.5%以上の正確さで世界的に高く、
アメリカやフランス、ドイツなど海外からも引っ張りだこです。
熟練の鑑別師は、5~6分で約100羽を鑑別できるそうです!!
技術の高さにびっくりですよね(*^0^*)!!
なので、スピーディーで正確な鑑別をする鑑別師さんによって
弊社でも安定した、たまご供給ができているのです。
では、次回の更新もお楽しみに!!
総務部 田谷